コーポレートサイトの立ち上げとブログの開始が巻き返しの端緒となる WBSとタモリ倶楽部による追い風が吹く
こんばんは。
本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。
週末の初日は皆さんいかが過ごされましたでしょうか。
私の住む地位では今日も晴天に恵まれ、本当に過ごしやすい一日でした。洗濯物もカラカラに乾き気分爽快です。
一方、風邪が長引いていたため、今朝は体調回復をはかるべく早起きの代わりに長めの休養をとることにしました。ようやくベッドを出たのは8時近く。いつもより3時間も遅い時間でした。
残念ながら全快には程遠い状況ですが、いくぶん良化に向かっているような気がしています。
さて本題に入ります。今日もミーナさんのお話です。
昨日の記事では、彼女が友人のアドバイスを素直に受け入れ、インターネットの有効活用にむけて学習を始めたことをお伝えしました。
この時の「素直さ」と「迅速さ」が幸運を呼ぶことに繋がります。
ミーナが主導したインターネットの活用は、ホッピービバレッジの公式サイト立ち上げに至ります。サイトが開設されたのは1999年ですから、彼女がコクカ飲料に入社してから2年後にあたります。
インターネットの黎明期であった当時としては、先進的なコーポレートサイトであったと評価されています。
ホッピーといういわば「古臭い」イメージの飲料を扱う同社が、時代を先取りするようにコーポレートサイトに挑んだこと自体が、注目を浴びることに結びついたのかもしれません。
毎日何か新しい情報を発信しなければ、と感じていた彼女は「看板娘ホッピーミーナのあととり修行日記」というブログをはじめます。
以前の記事でもお伝えした、ワールドビジネスサテライト(WBS)やタモリ倶楽部で紹介されたのは、彼女のこのブログが大きなきっかけになったのでした。
当時の同社は量販店やスーパーへの拡販を試みていました。
一般消費者に受け入れてもらうためには多額の広告宣伝費が必要となります。お店の方々にとっては消費者が買ってくれる商品を前面に出すのは当然です。お店にとっては消費者の認知度が低い製品を積極的に売る理由も余裕もないのです。
大手メーカーと比してどうしても体力に劣る同社はその広告費を潤沢に持っていないため、苦しい状況にありました。
そのような状況の中で、WBSやタモリ倶楽部といった番組で取り上げられたことの意義は同社にとって計り知れません。費用をかけずに絶大なる宣伝をうったのようなものですからね。
WBSというテレビ東京を代表する報道番組は、多くのビジネスマンが視聴していましたからね。私も一時期は欠かさず毎晩見ていました。
そして、タモリ倶楽部という長寿バラエティ番組で放送されることによる波及効果は相当大きかったでしょう。
この自社サイトと彼女のブログが、ホッピービバレッジの巻き返しの端緒となったことは間違いありません。