ご主人考案のオリジナル黒ホッピー 看板メニューのコストがその存続を危うくする
こんばんは。
本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。
ついに週末の終わりが近づいてきましたね。
この日曜日はいかがお過ごしになりましたでしょうか。
私は朝から活動的に過ごすことができました。天気の悪さを物ともせずに充実した時間を得ることができました。
この週末の反省点は、体調が完全でないにもかかわらず、お酒を飲み過ぎてしまったことですね…。
さて、このような吞兵衛の私は今日もホッピーについて書かせていただきます。
今日も「黒ホッピー」誕生にまつわる逸話について続けますね。
ご主人がホッピーと出会ったのは、ご自身のお店を始める前でした。彼はそのうまさに感激し、将来の自分のお店でもホッピーを供することを決意します。
そのホッピーとの出会いから7年後の1976年に、ご主人はご自身のお店をオープンさせます。
そのオープン当日にホッピービバレッジの社長がお祝いに駆け付け、それをきっかけに、ご主人のお店とホッピービバレッジの強い絆が育まれていったのです。
「ホッピーのうまさだけでなく、ホッピーと関わる人とのいい出会いがあった」とご主人は述懐されています。
1976年の創業以来、ご主人のお店は、やきとりとホッピーの組み合わせで繁盛していきます。
ホッピーの提供においてはホッピービバレッジの社長から直伝された供し方を守ります。そして、お客さんも、その「ホッピーがすすめる一番おいしい飲み方」を知っていました。
ご主人が生み出した「黒ホッピー」がお店に供され始めたのは創業後2年近く経ったことでした。そして「黒ホッピー」は直ぐに人気の看板ドリンクとなります。
この「黒ホッピー」はギネスとホッピーを混ぜ合わせたメニューであることはお伝えさせていただきましたね。
ホッピーは庶民の味方であり原価も安いのですが、ギネスは日本では高級ビールであり原価も高い。
「黒ホッピー」を庶民価格で提供し続けたいご主人でしたが、常連さんからも心配されて「黒ホッピーはメニューから外されることになります。
こうして、「黒ホッピー」は終わりを迎えてしまったかに思えました。
ですが、ここで黒ホッピーの歴史は終わりません。
1976年の創業以来育んできたご主人とホッピービバレッジの絆が、新生「黒ホッピー」を生み出すことになるのです。
明日に続けます。