肝心のキンミヤと他の甲類焼酎の違いの要因をお伝えしていませんでした すでにお分かりとは思いますが…
こんばんは。
本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。
もう木曜日が終わろうとしています。今日はまた気温が低くなり日中も晴れ間が少なかったですね。それに付随するように、なかなか思うようにことを運べなかったのが今日の反省点です…。
ですが、まだ明日があります。金曜日を充実させて爽やかな気分で週末を迎えたいと思います。
今日もキンミヤと宮崎商店のお話を続けますね。
昨日の記事では、キンミヤと他の甲類焼酎との味わいの違いについてお話しました。同社の社長も気づかなかった味の違いをお客さんが知っていた!という面白い(巧みな)ストーリーについてもお伝えしましたね。
一昨日のブログの最後に書いた問いに答えていないことに今気づきました…。
それは、
キンミヤと他の甲類焼酎の違いはどこにあるのか?
という疑問です。
甲類焼酎の原料に大きな差はないこと、甲類焼酎の製造方法も同じであること、そして、これらが甲類焼酎の味わいの差をなくしていること、についてお話しました。
この甲類焼酎に違いを作る要因があるのか?
そうです、賢明な皆さんはお分かりだと思いますが、
「水」
が異なるのです。
キンミヤと宮崎商店の記事を書き始めてから、何度も「水」について触れてきましたので、皆さんお分かりだったと思います。ここまでもったいぶる必要はありませんでしたね…。
宮崎商店が酒造を行っている四日市楠町は、その昔「灘の日本酒、楠の焼酎」と呼ばれていたほどの焼酎の産地であることはお伝えしました。
楠は鈴鹿山系の清い伏流水が豊富に湧き出る土地です。
この「鈴鹿山系の伏流水」を用いた宮崎商店の焼酎が、他の甲類焼酎との違いを作り出しているのです。
宮崎商店さんは、鈴鹿川を源流にした地下150mから水を引き出しているようですね。
以前甲類焼酎の製造工程をお話しました。
サトウキビ糖蜜当の原料に酵母を加え発酵したのち、連続して蒸留させることで高濃度のアルコールを作り出す。そして、それに水を加えて作れられるのが甲類焼酎です。
例えば25度の焼酎であれば、75%は「水」が占めることになります。「水」が重要であることは頷けますよね。
明日に続けます。