「試してみる」ことは大切な行動
こんばんは。
昨日の記事では、「意志力の消耗を少なくする」方法を選ぶ際に、「自分に合うか合わないか」・「自分が好きか嫌いか」を判断基準にしましょう、というお話をしました。
この「好き嫌い」は、人生のあらゆる側面において優先すべき基準だと思っています。幸せに生きるために欠かせない判断基準・意思決定基準です。
一方で、「試す」ことの大切さをお伝えしました。やってみないと分かりません。それが自分に合う方法であったり、苦痛を感じない方策であるかもしれません。まずは「試してみる」。その後で続けるかやめるかを考えましょう。
一昨日の記事で、「選択肢を減らす」方法の例として、
・スマホやネットを遮断する時間や環境をつくる
ことを挙げました。
私たちの生活に欠かせない存在となっているスマホやネットですから、「自分にはできない」と思われる方が多いかもしれません。あなたはどうでしょうか。
ですが、これこそ「食わず嫌い」をせずに試してみていただきたいのです。
スマホやネットの弊害については、多くの方が耳にしていると思います。
「一日に何時間も時間を費やしている」という調査結果であったり、視力や睡眠、健康に与える影響であったり、他者とのかかわりの問題であったりと、多くの警鐘がなされていますね。
私はもともとスマホやSNSのヘビーユーザーではないため、これらの弊害は自分には当てはまらないと感じていました。
ですが、意志力にも大きな影響があるという事実を知ったときに、「この考えを改めなくては」と思ったのです。
前にもお話した通り、スマホの画面で単に情報を見ているだけと思いがちですが、知らぬ間に私たちは小さな決断をしているのです。少しづつではあってもそれが蓄積されていくと、確実に意志力が消耗していきます。
特にSNS等で他者とやりとりをする場合には、精神力の減り幅は大きくなりますよね。
あなたが何かに集中して取り組まなければならない時に、飛び込んでくるメールに気を取られて、本来の仕事がなかなか進まない、ということはありませんか?現代のビジネスシーンでは、そのような環境に置かれている方が多いのではないでしょうか。
取り組む対象にとっての邪魔ものに時間を奪われるだけでなく、精神力も奪われている事実を忘れてはいけません。知らぬ間にあなたは疲れを溜め込んでいるのです。
仕事以外のSNSやメール、ネット情報も、あなたの時間と精神力を奪っていきます。気分転換にはなるかもしれませんが、積み重なれば確実に脳は疲れていくのです。
それらに惑わされない環境をつくれば、決断疲れが緩和します。
私は、「スマホやネット」の遮断を試すことにしました。
それは、ある本が私を後押ししてくれたこととも関連します。
明日に続けます。