「絶対目標達成」の窮屈さ 内的と外的双方の要因
こんばんは。今日もこのブログにご訪問いただきありがとうございます!
あなたは「夢をもって生きよう!」という言葉をどう感じますか?
「夢や目標を持たないと、それは達成できない」とはその通りだと思うのですが、そもそも夢や目標は持たなくてはいけないのか?
楠木建さんは、「ほとんどの人には具体的な夢や確固たる目標など持ちようがない。無理して掲げると、かえってそれに縛られてしまう」という趣旨のことを仰っていました(と記憶しています。)
あなたはどうでしょうか? 具体的で確固たる夢や目標はありますか?
正直にいって私は「本当に達成したい!」というような具体的な目標がないまま長い時間を過ごしてきました。
他の人はどうか分かりませんが、そのような人のほうが多数派のような気がします。少なくとも私の周囲においては。
そんな人が無理やり夢や目標をつくってもうまくいかない。それは自分の人生を振り返ればよくわかります。
「目標絶対達成!」という生き方を貫徹できる立派な人はいるのでしょう。
だからといって、自分が同じようなことができるか、というとこれまでできなかった。たぶんこれからもできないでしょう。
ここに固執するのは不幸の元となるように感じます。
自分がそういう生き方をできないのなら、「川の流れのように」生きるのがより自然。
自分の性格や気質を考えたうえで、「川の流れのように」の考え方に沿うほうが幸せな生き方であると感じる。
そうであれば、この考え方を人生の指針としたほうがよいでのはないでしょうか。
さらに、ここに外的要因が大きく影響してきます。
世の中には、本当にいろいろな人がいます。その各人がいろいろな考え方をもって生きています。
そんな中で、そうそう自分の思い通りにはならない、と考えたほうが自然です。
実際に、これまで皆さんは、そのような世の中を生きてきたのではないでしょうか。
そうです、世の中ほとんどのことは自分の思い通りにならない、思い通りに行くことのほうが例外なのです。
うすうすと気づいていたことを、しっかりと言語化していただいた楠木建さんに感謝です。
明日に続けます。
///編集後記///
あなたはこの週末をいかが過ごされましたか?
私は活動的な日曜日が不甲斐ない土曜日を補ってくれた感じです。特に大それたことをしたわけではありません、気になっていた小さなことをこなしていきました。この「小さなことをこなす」は本当に侮れません。特に精神面に与えるメリットが大きい。
来週も「小さなこと」を疎かにせず大事にしながら前に進んでいきたいと思っています。