「行動と見識」KOUSHIのブログ

行動と見識で人生を豊かにする

仕事の自己定義は自分の「〇〇」の形成基盤

こんばんは。今日もこのブログにお立ち寄りいただきありがとうございます。

 

「自分の仕事を自分の言葉で定義する」ことについての話を始めました。今日も続けます。

 

次のメモを見ていきましょう。

「例えば『自分は芸者である』と自己定義。これはあくまでメタファー。仕事の自己定義は自分の『芸風』の形成の基盤になる。」

 

このメモの最後の文章が、「なぜ自分の仕事を自分の言葉で定義することが大切なのか?」という質問に対する答えになっています。

「芸者」は楠木建さんの仕事の自己定義です。この「芸者」というワードもお馴染みですね。

楠木建さんのキャリアがこの二文字に詰め込まれているような気がします。この比喩は本当に見事としか言いようがありません。

そして「芸風」も楠木建さんに特徴的なお言葉の一つ。「芸者」から派生していることはいうまでもないでしょう。芸論にも造詣が深い楠木建さんのこだわりを感じますね。

 

「芸風」は自分の個性、強み、姿勢といった、その人固有の持ち味と言えば良いでしょうか。

それを形成することがキャリアにおいては重要。それを形成するための基盤となるのが「仕事の自己定義」ということですね。

 

そして続くメモ

「その人に固有の『芸風』としか言いようがないものが、キャリアを通じて最大にして最強のよりどころになる。芸風は自分で決め、定め、練り上げていくしかない。」

 

長い仕事人生の中で、この「芸風」をいかに作り上げていくのか、これがキャリア構築の鍵。

しかし、芸風は他人から教えてもらうのではなく、自分で決めるもの。まずは決める、定める。そして練り上げていくもの。

よく「自分の強みを活かす」とか「自分らしさを大事にする」という表現を聞きますが、「芸風」というほうがしっくりときませんか?

自分の弱い部分も含んだ自分の個性、自分の生き方という響きもある。

 

この「芸風」を意識して作り上げるには、仕事を自分の言葉で定義することなしにはなされない。

楠木建さんは、自分の芸風を認識するのがキャリア人生の前半戦だといいます。そして、これができれば後半戦が実り多いものになると。

 

若い時にこのことを学んでいれば、と少し残念な気持ちになったのを覚えています。

すでに人生の後半戦に入っている自分は「芸風」を意識し形成してこなかった。芸風が認識できていない。もう手遅れなのか、と。

 

このブログの読者の方の中でも、年齢的にはすでに若くないとうい方はいらっしゃると思います。

 

確かに遅いのかもしれません。

ただし、諦めて何もしないよりは、今から行うほうがよっぽど生産的ですよね。

自分のこれまでのキャリアを振り返ること、棚卸しをすることで、気づいていなかった「自分の芸風」が見つかるかもしれません。

 

やってみる価値があると思いませんか? いや、やってみましょう!

 

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