「行動と見識」KOUSHIのブログ

行動と見識で人生を豊かにする

「最適な復習タイミング」 これを知っていれば…

こんばんは。

 

「復習と反復」の大切さをお伝えする中で、エビングハウス忘却曲線についての話を始めました。

 

この忘却曲線が示すように、私たちの記憶力は悲しいほど不確かなものです。

ただ、ここで悲観的になっても仕方がありません。嬉しいことに、エビングハウス忘却曲線から、繰り返し学習することで、どんどん記憶が定着することも明らかにされています。

 

最適な復習タイミングというものが研究結果で示されています。

 

あることを学習した後、24時間以内に10分の復習をすると記憶率が100%に戻ります。これをしなかったら24時間後に67%忘れてしまうのですが、たった10分時間をとるだけで、その忘却を解消してくれるのです。

さらに嬉しいのが、3回目の復習です。またその24時間以内にやらなければいけないと思いきや、1週間以内に行えばよい記憶率が100%に戻ります。しかもたった5分で記憶がよみがえるのです。次は1カ月以内に2~4分すれば記憶がよみがえる。この繰り返しの中で、高い記憶率が保持されていきます。

 

中学校時代の私はこのメカニズムを知りませんでした。

 

当時はやみくもに復習と反復を繰り返していました。その日の授業で学んだことを夜に復習。2日目にはその日に学んだことの復習と1日目に学んだことの復習。3日目には3日間分の学びを復習、というように、毎日毎日復習と反復を繰り返したのです。

当然このやり方ですと、時間が足りなくなってきます。ある時から、復習は当日と翌日の2日間のみにして、さらに週末にまとめて1週間分の学習内容をもう1度復習する、というように、タイミングの調整を行っていきました。

 

過度な反復だったかもしれませんが、徹底的に行ったことは後悔していません。このことが英語能力の土台を築き上げてくれたのですから。

 

とはいえ、この記憶のメカニズムを知っていれば、学習時間を大幅に削減できたかもしれない、と思います。

 

今では、ベストな復習のタイミングを押しせてくれるアプリが多数あります。効率的に学ぶには便利ですよね。

 

当時の私は効率性に欠けていましたが、知らぬ間に「復習と反復」を実践し習慣化していました。これは意義が大きかったと思います。英語学習に限らず、私たちの人生において「復習と反復」が重要となる場面は多くあります。この姿勢を自分のものにできたのは収穫でした。

 

いろいろと手を広げ過ぎてほとんど見につけられない。そんな状況にある方は、基本のみを「復習と反復する」ことに取り組む期間を持ってみましょう。

 

その効果に驚きを感じると思います。

 

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