コロナ禍でのポジティブな現象とは?
こんばんは。
学習室が解放されたことを知り、図書館の有効活用を本格的に再開しようと思っている私ですが、もう1つ気づいたことがあります。
それは「図書の予約数」が落ちていること。
これはデータを調べたわけではなく、あくまでも私の感じ方によるものです。
以前であれば、予約を入れてから貸し出し可能になるまでには、ある程度長い時間がかかっていました。予約待ちをしている方が何人もいましたので。
ですが、ここ最近の「予約者数」が少なくなっているように感じます。ある程度話題の書籍であっても1桁の予約者数であったり、刊行されてから1月ほどたった書籍には数人の予約しかなかったり。
以前に比べると、明らかに図書館の本を利用しようとする人が少なくなっているように感じます。
これだけコロナウィルスが騒ぎになると、誰が触ったか分からない本を手にすることを躊躇する人が多いのでしょう。その気持ちもわかります。当初は私もそう感じており、図書館への足が遠のいていましたから。
ですが、図書館の本からコロナウィルスに感染したというニュースは聞いたことがありません。
ウィルスがどれくらい生きるのか分かりませんが、自治体のほうもウィルス感染には注意を払っているでしょうし、本から感染することはないでしょう。
そう思い直した私は、数か月前に図書館での予約を再開したのでした。
そして、嬉しい悲鳴(?)が。それは、毎週のように何冊も「貸出可能」になるということ。
私が利用している図書館では、最大10冊を2週間の期限で借りることができます。平日に読書の時間をなかなか取れない私が時間を割くのは週末の2日間。多読派を自認する私ですが、一週間で読める冊数は4~5冊くらいです。忙しい時には2~3冊ということも。それが、毎週のように新しい本が5冊も「貸出可能」となると、読み切れない本が出てきてしまいます。
まあ、それでも問題はないのですが。というもの全てが面白いと思える本ばかりではないからです。
以前の記事で図書館のメリットとして下記を挙げました。
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・つまらない本を読まなくて済む
借りた本がつまらない、価値がないと感じたら、すぐにその本を放棄することができます。これが買った本であるとなかなかそうはいきません。「お金を払ったのだから元を取らないと」、と価値のない本に時間を費やして、お金だけでなく時間も無駄にしてしまいがちです。
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実際には、読みたい本ばかりが重なってしまったこともあり、その時は何冊かを諦めざるを得ませんでした。それでも問題はありません。また予約し直せば、近い将来に読むことができるのですから。
コロナ禍ではネガティブな側面が強調されがちですが、「図書館の活用」という観点では、ポジティブな側面が多い。
図書館推奨派にとっては嬉しい環境の到来です。
まだ図書館を活用されていない方は、今が絶好のチャンスだと思いますよ。