「本を買うべき」かどうかはその人の考え方しだい
こんばんは。
昨日は図書館についてお話しました。
図書館利用には多くのメリットがありますが、その一つが「お金がかからない」ことです。
「本は買うべきである。身銭を切ってこそ真剣に学ぶことができる」
「図書館から借りた本には、書き込みができない。本の中に自分の考えや思いをメモしてこそ、その本から本当に学べる」
「気になる本は即買いするべきだ。本の投資を惜しむ人は成功しない」
という意見は良く聞きます。
ネットや書籍での主張においては、相対的に「本は買うべき」派の方のほうが多いような気がします。
そう感じるのは、著者が主張されることが多いのがその理由の一つかもしれません。
私も、この意見に全面的に同意します。本は買ったほうが良いと思います。
実際に以前の私は本当に何冊もの本を購入していました。毎月10冊近くの本を買っていましたね。本屋に行くのが好きで、気になった本を毎週のようにレジに持っていき、Amazonでも頻繁にオーダーしていました。
ですが、今では平均月に2~3冊程度を買う程度です。そうなった理由は過去の記事で書いていますので、そちらもご覧いただけるとありがたいです。
これらはいわば「本を買うこと」のデメリットです。
その中には「お金」にかかわる2つの理由を書いていました。
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③多額とはいえないが、自分にとってはけっこうな出費
例えばビジネス書であれば一冊1,500円程度ですから、10冊買っても15,000円です。「本を買う」派の方々は、これは安い投資と言われると思います。
「私も安い投資であると思います」、と本心から言えない自分がいたのも確かなのです…。
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④買って読んで損をしたと感じた内容の本が多かった
これはけっこう思いあたる方も多いのではないでしょうか。これを繰り返すと、本を買うことに慎重になっていきます。
上記の「多額とはいえないが、自分にとってはけっこうな出費」とも関連しますが、一冊1,500円というのは(自分にとって)決して安い金額ではありませんでした。そのために吟味に吟味を重ねてしまいます。一冊の本を買うためのリサーチ(立ち読みやネット情報チェック)に無駄に時間を使っている自分に気づきました。
お金を損しないために、それよりも貴重な時間を失っていたのです。
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今では、「本当に今読みたい本」と「洋書」を購入するのみです。
育った環境も関連しているのだと思いますが、「必要なものは買うが、そうでないものにはなるべくお金を使わない」というのが私の基本的なスタンスです。
「いざという時にはお金を使うんだよ」とさんざん言われ続けたことに嫌気を感じた時期もありましたが、今ではこの考え方を養ってくれた環境をありがたく思います。
「ケチケチする」というのではなく、「お金を使わなくてもよい方法」を考える習慣が身に付いたとでも言いましょうか。
これは私の英語学習にも通じています。
明日から英語学習についての話を再開しますね。