「制限時間」を設けることの効用と本当の理由
こんばんは。
昨日に引き続き、今日も「英文日記に制限時間を設ける」手法についてお話します。
英文を書くために単語や熟語を調べていると、あっという間に10分、15分と時間が経ってしまいます。そのページにある例文を読み込んだりすると、さらに時間をかかってしまいますよね。
このプロセス自体は重要で、英語能力向上には欠かせない行為でもあります。
とくに例文を調べることは、自分の使える英語のレパートリーを広げてくれますので、「時間の許す限り」取り組んだ方がよい。これは私の基本的な考え方です。
「記憶」にも効いてきます。英単語帳を一から丸暗記しようとして挫折したことはありませんか? 単語だけを覚えようとするのは効率がよくない。何かと組み合わせることでより記憶に定着します。熟語や言い回し、例文と絡めて、コンテクストの中で理解した方が記憶に残りやすいのです。
また、単語だけを記憶しても、それが「実際にどのように使われるか」を知らないと、自分が使える単語にはならない。
ですので、「英文日記を書く際に、単語や熟語、例文を調べ読み込む」というアクションは是非とも取り入れていただきたいと思っています。
ただ、「時間の許す限り」という条件があります。人によって、また目指すレベルによって、「どれだけ時間をかけるか」は異なってきます。自分の置かれた状況をもとに判断していただきたいと思います。
私は1つの日記を書き上げるのに30分以上かかっていた時期がありました。300字程度の文章をかくことに、です。人間の(私の)集中力は続かないもので、書いている途中でだれてしまい、なかなか日記を書き上げられない。または、いつの間にかのんびりペースになってしまい、「もうこんな時間なんだ」と気づくこともありました。
気分的にも時間にも余裕があればまだしも、仕事で忙しい時期が重なったりすると、この英文日記にかかる時間が重荷になってくるのですね。
「この時間を短縮したい」と思いたったのが、この方法を考えて実践したきっかけでした。
正直にいえば、この方法を実践するのには、もっと「切実な」理由がありました。
それは「早くビールが飲みたい」という思いです。まったく切実ではありませんね。失礼しました…。
私には、英文日記以外にも毎日取り組むタスクが多くあります。朝にやるもの、職場への往復時にやること、帰宅後の夜時間にやるもの、いくつものデイリータスクを持っています。
デイリータスク以外に毎晩かかさないものがありました。それが「ビール」なのです…。
英語能力向上も自己成長も好きなのですが、ビールはもっと好きです(笑)。
なぜ「ビール」が英文日記時間の短縮につながったのか?
明日に続けます。