この手法のデメリット 「一石二鳥」を得られない可能性
こんばんは。
昨日は「学んだ単語・熟語・フレーズを英文日記に強制的に使う」手法を、私の体験談とともにお伝えしました。
『即戦力がつくビジネス英会話』を最大限活用すべく始めた方法でしたが、そのデメリットも多いことをお伝えしました。
3番目の理由としてあげた「そもそも口語表現は文章に向かない」。
まさに「そもそも」ですので、実行に移す前から分かっても良かったようなデメリットですが…。
「どうしても、この学びを実践に活かしたい」「そのためには反復が必要だ」という短絡的な思いが、このアクションをとってしまった原因だと思っています。
とはいえ、文章に使える表現も多いことは確かですので、うまく「選択する」という活用法は有効です。
この手法を始めてしばらくしてから、日記に使えるフレーズの選択に留意を払うよう意識を切り替えることにしました。気づいたらすぐに修正する。これは大切ですね。
そして、この経験から「文語表現×日記の組合せ」こそ有効であると気づきました。
日記に取り入れる対象をうまく選択することが必要です。文章に使える表現は別の書籍でしっかりと学びました。この本も良著ですので、改めてご紹介しますね。
そして、1番目の理由として挙げた「時間がかかりすぎる」。
これが最大の障害でした。この手法を取り入れて間もなくして、仕事がかなり忙しくなる状況に置かれました。タイミングが悪かったとも言えます。
疲れ果てて帰宅したときなど、日記を書くことすら難しく感じる時期もあります。気力・体力が残っていない。そんな状況で無理してこの方法を使おうとしても続けることができません。
そして、「いつも間にか英文日記が生活から抜け落ちてしまう。そんなことになっては本末転倒です。
私はその繁忙期においても、何とか気力を振り絞ってこの手法を続けたのですが、日記の内容が雑になったことは否めません。
比較的時間に余裕がある時に取り入れたい方法です。これを続けていくと、自分が使える英語のレパートリーが増えていくの確かです。
「反復」する機会が限られていて、時間にも余裕がある。そのような環境にいる方は試していただきたいですね。
そして、2番目に挙げた「日記の内容が実態とかけ離れる」。これが一番のデメリットになります。
「英文日記」は「英語能力向上」と「日記のメリット」の2つを1度に享受できる手法です。私が好きな「一石二鳥」の技法。
ただ、どちらかに比重を置きすぎすると、もう一方がないがしろになるきらいがあります。
明日に続けます。