「英語能力向上」より「日記のメリット」に重きを置きたい
こんばんは。
昨日は「学んだ単語・熟語・フレーズを英文日記に強制的に使う」手法のデメリット、その詳細をお話しました。
その1つのデメリットである「日記の内容が実態とかけ離れる」。
これは英語表現の定着に注力しすぎることにより、もう一つの(そしてもっと大切な)「日記から得られるメリット」を疎かにする可能性が高いのです。
日記のメリットについては過去の記事でお話しました。
最大のメリットは
「日記で1日を振り返ることで、自己成長を促すことができる」
ということです。
これをないがしろにしてしまう可能性が高いのです。
「日記のメリット」と「英語能力向上」のどちらに重きを置くか?
どちらか一つを選ぶとすれば、前者になります。前者は後者をも包括する観点になりますからね。
「英語フレーズの定着」のみを得たいという方にはぜひともこの「学んだ単語・熟語・フレーズを英文日記に強制的に使う」手法を続けていただきたいと思います。
私のように一挙両得が好きな方は、時と場合を考慮して「利用」していただきたい。そう思っています。
英文日記に取り入れたい2つの手法をお伝えしてきました。
「英文日記に制限時間を設ける」
「学んだ単語・熟語・フレーズを英文日記に強制的に使う」
繰り返しになりますが、常にこの手法を使って日記を書くことはお勧めできません。
「日記」から得られるメリットを十分に享受できなくなるからです。
「英文日記」はあくまでも「英語能力向上」と「自己成長」を両立させることに重きが置かれるべき、というのが持論です。「自己成長」をないがしろにしてしまっては、「英文日記」を続ける価値も意味も半減してしまいますからね。
ですが、これらの手法を一時的に取り入れることで、英文作成を毎日続けることにつながっていくでしょう。
ゲーム性を持たせて、マンネリになりがちな取り組みに刺激を与えることは、英文日記に限らず、継続を必要とするあらゆるタスクに大切なポイントだと思っています。
ちなみに、私は「学んだ単語・熟語・フレーズを英文日記に強制的に使う」での反省を教訓に、『即戦力がつくビジネス英会話』はリピーティングとシャドーイングに注力することにしました。
また、文章で使える熟語・フレーズ・言い回しを学ぶために、別の書籍で徹底的に学ぶことにしました。この書籍についてはいずれお話したいと思っています。
これまで私の英語学習の座右の書ともいえる『即戦力がつくビジネス英会話』から派生した「英文日記」へのアクセントについて書いてきましたが、明日は、私が大好きなもう一つの教材についてお話しますね。