即決即断が求められる時代
こんばんは。本日もお立ち寄りいただきありがとうございます。
現代はスピードが求められる時代。これほどまでにスピードが重要視される時代はかつてありませんでした。そしてこの流れはこれからも加速していくでしょう。テクノロジーの進歩を考えればこの流れは不可避ですからね。
スピードは「できる人」の条件として挙げられることが多い。私はビジネス書を数多く読んできましたが、スピードの必要性を謳う著作は本当に多い。スピードのみを主テーマにした書籍も数多あります。
特に言及されるのがビジネス界の成功者でしょうか。(私がビジネス書を読んでいるので当然かもしれませんが)
課題・問題に対しての解決策を瞬く間に提示する。厳しい状況でも速やかに打ち手を指示する。難しい判断においても即決即断する。特に一代でビジネスを立ち上げた創業者にこの特性が見られる気がします。
創業者といった遠い存在でなくても、あなたの身近にも素早い判断・行動を実践し周囲に一目置かれている存在がいるのではないでしょうか。彼ら彼女たちは、その能力を認められて組織において出世したり、コミュニティにおいて重要なポジションを担っていたりします。
「難しい状況で即時に対応策を提示する」といったレベルのものでなく、日々の小さなことにおいても、スピードは重要視されていますね。例えば「成功者は、できる人は、メールの返信が早い」というのは良く聞く話です。
では、彼らは最初から「迅速で的確な判断」をすることができたのでしょうか。
迅速であっても的確ではない、もしくは、さらに状況を悪くした。そんな経験をしているに違いありません。失敗を重ねてきた、そしてそこから学んできたからこそ、判断力が向上したはず。場数を踏んで能力を高めてきたわけです。
彼らが凄いのは、失敗をものともせずに迅速な判断を重ねてきたこと。私たちは失敗すると物怖じしてしまいます。早急な判断を避けようとしてしまう。この姿勢の違いが成功者と普通の人の差を生み出す要因なのかもしれません。
私たちができることは、若いうちから「即決即断」の訓練を繰り返すこと、場数を踏むことですね。何事も経験がものを言います。
「メールにすぐ返信する」はすぐにでもできる気がしませんか?
さあ明日から今日から、訓練を積み重ねていきましょう!
と締めくくりたいところですが。
「迅速な判断の称賛」を正論として鵜呑みにして良いのか? という疑問を感じているのが本当のところなのです。
明日に続けます。