「公言」すべきこと そしてもたらされるメリット
こんばんは。
「公言する」こと。それは外部の力・強制力を活用する強力な方法。
昨日はそんな話をしました。
でも何でもかんでも「公言すればよいのか」というとそうでもないのです。
最も「公言すべき」なのは人生の一大決心。
不退転で望むべき目標を見出したならば、それを公言すべき。
でも、人はそんなに強くない。その時は「不退転」と思っていても、やはり人は易きに流れてしまう。途上で遭遇する坂道や困難に負けてしまいそうになってしまう。それを防ぐにはやはり外部からの強制力を活用したい。
公言できないような決心は、決心とはいえない。そう思ったほうがいい。
一大決心でなくても、日々の生活で、中期的な時間軸で、私たちは小さな決心をしています。「小さな」といっても重要ではないという意味ではありませんよ。
例えば「ダイエットをする」「禁煙する」「お酒を控える」といった健康面の目標があるかもしれません。
「資格をとる」「課長になる」「転職する」といったビジネス関連や、「貯金をする」「投資をする」「副業する」といったお金に関する事項、「結婚する」「毎日家族で食事をする」といった家庭に関することかもしれません。
あなたが望む状態になるために実践したいこと、変えたいこと、新たに取り組みたいこと。
それらを本当に望むのであれば「公言」しましょう。のちのち揺らいでしまうかも、と感じる決心ほど公言しましょう。
公言することは恥ずかしくありません。恥ずかしいとしたら、それは本当はあなたが望んでいないことなのかもしれません。
「公言」することであなたは成長できる。公言のパワーを実体験してみましょう。
さあ、決心する意欲が湧いてきましたか? 決意を公言したくなりましたか?
次の週末は、自分の決心とその宣言についての時間をとってみましょう。そして、週末を迎えるまでに考えを深めましょう。
思い立ったが吉日、ベストタイミングは常に今、という言葉が示すように、鉄は熱いうちに打ちましょう。
あなたは何を一大決心しますか?
これまで決心しながら実行できないことは何ですか?
その決心を誰に宣言しますか?
その決心をいつ宣言しますか?
最後に「公言する」ことがもたらしてくれる、嬉しいことをもう一つ。
実行が困難になって途中で諦めたくなったときに、あなたの決心を知っている親友や家族が支援してくれます。叱咤激励してくれます。応援してくれるのです。
応援してくれる存在がいる。それだけで私たちは決心を守ろうとします。1人でよりも2人のほうがより遠くに行けるのです。