「行動と見識」KOUSHIのブログ

行動と見識で人生を豊かにする

「言葉と行動を一致させる性質」はネガティブにも働いてしまう

 

こんばんは。

「公言する」ことを活用する。このことについてお伝えしてきました。

自分の人生における一大決心、自分のQOLを上げるための取り組みについては公言すべき。

公言できないとしたら、あなたが真剣ではないから。逃げ道を用意しておきたいと思ったら本気の決意ではない。

 

これは、言葉と行動を一致させたいと思う、私たちの性質を利用すること。

自分の人生を好転させるにはぜひとも活用したいのですが、この性質がネガティブに働くことがあることも忘れてはいけません。

 

私たちが気をつけるべきことを見ておきましょう。

 

・他人からの頼まれごとの受入れ

あまり深く考えずに、他人からの頼まれごとを受けていませんか? 

その依頼を受けることがどういう影響をもたらすのか考えずに、安請け合いをしていませんか?

それに縛られて自分事の優先順位を下げてしまったり、疎かにしてしまう。

特に苦手な人や嫌いな人からの頼まれごとを安請け合いすることは避けるべき。そんな人のために自分の大事な時間を使って、自分の人生の質を下げてしまう。そんな自分を責めたりもしてしまう。全くいいことが無いどころか、自尊心も傷つけてしまいます。

そして、感謝もされなかったりするものです。他人に自分勝手な依頼事をする人は得てして感謝はしないものです。

中には約束をちゅうちょなく反故にできる強者もいるのですが、一般的には約束を守ろうとする性質を私たちは持っている。言葉と行動を一致させたいのです。他人のために自分を犠牲にしないように「安請け合い」には注意しましょう。

 

・気の進まないことへの同意

組織やコミュニティの中で、自分の考えを好きなように発したり、その意見を通したりできるとは限りませんよね。内部の力関係や同調圧力といったもので、自分の本意ではない意見や決定に従わざるを得ない場面が出てくる。これは避けらないことではあります。

でも、同意をしたからには、それを守ろうとしてしまう自分を意識したほうがいい。特にその場の力関係に乗じて、本当は受け入れがたいことに肯定的な意見を発してしまった場合には、あなたにとって本来不本意なことを、後々の場面で擁護しようとしてしまいます。いつの間にか自分の本心はどこかに行ってしまい、本来反対していたことに固執してしまうのです。要注意です。

 

・見栄や虚栄心からの発言

自分をよく見せようとして、本来の自分とは違う人物を演じ続けてしまう。これもありがちなことです。虚栄心からの軽率な自己美化やその場限りの自己主張。でもその場だけで終わらないのですよね。

自分も他人もあなたの発言を覚えている。あなたはその発言に矛盾しない言動をするようになり、自分ではない誰かを演じ続けることになる。これも、言葉と行動を一致させたいと思う私たちの性質が関係しています。

「なりたい自分になるために演じ続ける」というように前向きに活用できるのも確か。表裏一体ではあります。

 

言葉と行動を一致させたいと思う性質は、交渉事で巧みに使われています。また、捕虜の洗脳に使われてもいる。それほど強い力を持っています。

企業があなたに何かを買わせようとするのにも当然使われています。

また、あなたの周りにも、この性質をうまく活用して他人の利用に長けている人もいませんか? その人がそのことを意識しているかどうかはともかく、あなたがその罠にはまらないよう注意していただきたいと思います。

 

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