「行動と見識」KOUSHIのブログ

行動と見識で人生を豊かにする

目標は公言すべきか

 

こんばんは。本日もお立ち寄りいただきありがとうございます。

 

突然ですが、あなたには人生の目標がありますか? 日々の生活の中での目標はお持ちでしょうか?

「目標の重要性」については良く見聞きするのではないでしょうか? 特にどのように目標設定をするかについては数多くの書籍で言及されていますよね。

目標には2種類があるのはご存じでしょうか。「結果目標」と「行動目標」の2つです。

例えば「〇月までに〇kgやせる」、「〇月のTOEICで〇〇〇点を取る」・「〇〇大学に合格する」といったことから、「〇歳までに〇〇円貯金する」というのは結果目標です。

対して、「1日〇㎞走る」・「週〇回ジムに通う」、「1日〇時間英語の勉強をする」「〇月までに過去問を3年分勉強する」や「飲み会の出席を〇回に減らす」というのが行動目標です。

 

私も目標設定とその見直しには重きを置いています。結果目標はそれほど頻度は多くありませんが、行動目標は最低月1回は見直しの時間を確保しています。

この目標設定・見直しの時間は本当に費用対効果が高いと思います。なりたい自分、得たい対象を明確にして、そのためのアクションを考える。ありたい自分に直結する行動を考えるのは贅沢な時間だと思います。

 

目標についてよく語られるのが「自分の目標を公言すべきかどうか」。

何ごとにも意見は分かれるのですが、私は「公言した方がいい」と感じています。

 

私たちには、周りに自分の意見や考えを声にしたり、文章で発信すると、その考えをかたくなに守ろうとする傾向があります。

この傾向から「宣言効果」と言う、「自分の目標を回りの人に宣言することで、その目標の実現可能性があがる」という言葉もあります。

 

なぜ、私たちは周囲に発した自分の考えを守ろうとするのか?

 

私たちには、言葉と行動を一致させたいと思う性質があります。矛盾が嫌いなのです。自分の言葉と行動が一致しないときに、自己認識に矛盾が生じます。これは大きなストレス。

ストレスを受けないために、もしくは受けてしまったストレスを減らすために何とか言葉と行動を一致させようとする。安定した精神状態を得ようとする傾向があります。心理学で「認知的不協和(Cognitive dissonance)」と言われる理論です。

 

この思いは自分に対してだけでなく、他人に対しても向けられます。

言っていることとやっていることが一致しない人に対して「無責任だ」「裏と表がある」「信頼できない」といったネガティブな評価を下す傾向がある。周囲からそういう否定的評価を受けたくないと思い、自分が発した言葉を守ろうとするのです。

 

言葉と行動が一致している人は「現行一致」「一貫性がある」「信頼できる」として評価されます。「あの人や有言実行の人だ」というのは嬉しい褒め言葉。自分もそう評価したいし、他人からも評価されたいのです。

 

明日に続けます。

 

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