「もう一人の自分」と対話するには?
こんばんは。本日もお立ち寄りいただきありがとうございます。
「引き受け」ができるようになるもう一つの「心の技法」。「もう一人の自分」と対話する。
田坂広志さんの書籍『人生で起こること すべて良きこと』の学びの中からの一節です。
「もう一人の自分」や「内なる自分」と対話する。こういう話を聞いたのは初めてではありませんでした。
でも、「もう一人の自分と対話する」にはどうすれば良いのか。「静かで賢明な自分」とは何なのだろうか。
田坂広志さんは続けます。
我々の中には我々の想像を超えた「賢明な自分」がいる。答えはすべて「自分」の中にある。
そして
「静かで賢明な自分」と対話するための「こころの技法」
「内省日記」を書く。
私は日記を書くことを習慣としています。「英文日記」と「気づきの記」の二つが主たるもの。これ以外にも「感情日記」や「感謝日記」もつけるようになりましたが、長きに渡り続けているのが「英文日記」と「気づきの記」の二つの日記。
前者は英語能力向上も兼ねる、一石二鳥を目論んだ日記。その日一日の出来事や思ったこと、考えたこと、感じたことを、思い出すままに、思いつくままに書き連ねている。
後者は、その日に気づいたことや学びを中心に箇条書きに書く。体裁にはこだわらず、思うがままに書き出す。
どちらも飾らずに、自分自身のためだけに書いている点は変わりません。内容も重なる部分が多い。でも残念ながら、英文で自分の本当の気持ちや思いを書くのは難しい面があるのも事実。早くレベルアップしないといけないとは思いながらも、そう簡単に英語を母国語のように操れるわけではありません。まあ、自分の英語力の至らなさを棚に上げているだけかもしれませんが。
「気づきの記」は、その点もっと自分の本音を飾らずに書けるというメリットがある。気付きや学びが中心とはいえ、その日に感じた怒りや苛立ちといったネガティブな感情について書くことも多い。
自分が長きにわたって続けている「日記」について田坂広志さんが言及したことに驚きとともに嬉しさを感じました。
次に気になるのが、私の日記の作法は田坂さんの日記と合致しているのかどうか、重なる部分があるのかどうか、私の日記が間違っていないのか、という点。
自分のしてきたことが、尊敬する人の生き方と重なっていることを知る。これは本当に嬉しい瞬間です。
自分の行いは間違っていなかったのだ、という安堵とともに、その人が実践していることを自らの考えで行ってきたのだ、という自信を感じることができる。私にとって、これは本当に胸躍る瞬間です。
田坂広志さんの「内省日記」とはいかなる日記なのか?
ワクワク感とともに、続く文章を読み始めました。
明日に続けます。