「とりあえずやる」に全力を注ぐ
こんばんは。
常に「いま」がベストタイミング。そんな話をしました。
決心を実行するのに「いま」ほどよいタイミングはありません。未来にスタート日を設定するのは実は「本心ではやりたくない」から。
「いま」を逃したら実行がさらに難しくなってしまうのです。
「いまやる」ことが大切なのは、人生の一大決心や中長期や日々の目標に限りません。何事も「いまやる」のが理にかなっています。
というのも、何ごとにおいても私たちはなかなかスタートを切ることができないからです。
「始めたら半分終わったも同然」という言葉がありますが、これは本当に的を射ています。
物理的に正しいということではありません、当然ながら。例えばマラソンでスタートを切ったからといって20㎞以上進むことはないですから。
でも、スタートしたという事実が、現実が、心理的なハードルを一気に下げる。0の状態から抜け出したことで、気持ち的には大きく前進します。始めればゴールまでたどり着く可能性は一気に高まる。でも、なかなか始められないのですよね~。本当に最初の一歩は難しい。
この難関をクリアすれば、その道のりの半分は走破したといっても過言ではないのですが。
あなたも日々実感しているのではないでしょうか。とりあえず始めてみれば、一旦始めてしまえば、そこからはどんどん前に進んでいけるということを。
例えばブログの記事。書くことが思いつかない、どうやって書けばよいか分からない、ということはありますよね。そういう時でも、とりあえず何でもいいから文章を書いてみる。そうすると、どんどんと筆が進んだりする。思いもよらぬアイデアが湧いていくる、ということが。
「やる気がわいてこない」「気分が乗らない」から始められない。これは的外れの言い訳。
やる気、意欲は始めることでわいてくるもの。順番が逆なのです。
とりあえず歩き出す、とりあえず手を動かす。これが効くのは、人間の身体と脳の関係に関連しています。
「作業興奮」という言葉はご存知でしょうか。いったん作業を始めてしまえば脳が興奮してそのことを続けたくなるという現象です。
人の脳は身体がいったん動き始めると、していることを続けるのが合理的だと判断する。止めることによるエネルギーの消耗を防ごうとするがゆえに。だから、とりあえず始めてしまえば、刺激を受けた脳が意欲を生み出して、どんどん前に進めるのです。
さあ、いますぐ始めましょう。このブログを読み終えたら、とりあえずテキストを開いてみましょう、自分のブログの記事を書き始めましょう、ウォーキングに出かけるためにシューズを履きましょう。
自分に言い聞かせようという気持ちが勝って、今日は強めの表現になっているかもしれませんw