「小型の冷凍庫」を買うという選択の是非
こんばんは。
「小型の冷凍庫を買おう!」
ふるさと納税の返礼品として大量に届いた「お肉」の保管場所に困った私は、こう思ったのでした。
「もう一つ冷凍庫があれば、アイスや冷凍食品も買うことができる。炊いたお米を冷凍するスペースもできるし、もっと返礼品を頼むこともできるよな~」
と名案でも思いついたような気持ちで、嬉々として小型の冷凍庫をググったのでした…。
「小型冷蔵庫ってこんなに種類があるんだ!」
「欲しい!」と思ったものを調べて、数々の選択肢を見比べるというのは、何かワクワクしますよね~。つい時が経つのを忘れて、長時間を費やしてしまいました。反省です…。
結果的には、購入は取りやめました。同時期に、別件で「急な出費」が必要になり、そちらを優先したのでした。今となってはこの判断は正解でした。いくら小型とはいえランニングコスト、つまり電気代がかかりますからね~。わざわざお金を使うために食品を買い込むという愚を避けることができた。あの「思わぬ出費」が長期的な損失を防いでくれたのです。
「お得」という言葉に弱い私たち(わたしだけ?)はつい不必要に物を買ってしまう。
「お得な今に買っておいて、必要な時に使えばいい」 そう思い込んで、大量の日用品や嗜好品を買い込んだりしていませんか? 日用品や嗜好品に比べれば、生鮮食品はこの手の誘惑に抑止力が働きます。冷蔵庫や冷凍庫のスペースという制約がありますからね。
自らその制約を外そうとしていた自分の愚かさ。危ないところでした。
この「ため込むスペース」を新たに確保するという行為は、「処分する」という作業の先送りでしかありません。保存場所があるばかりに、そこにあるものを消費する、使い切るというモチベーションはしぼんでしまいます。さらに、人は(わたしは?)スペースがあればあるだけ、そこに詰め込もうとしてしまいます。余分にできたスペースは、すぐに新たなものでいっぱいになっていく。そして、いつしかまたスペースが足りなくなるという、悪循環。
「レンタル物置」というものがありますが、これも危険だと思うのですよね~。
物が多くなってしまったら捨てる。この簡単なようで難しい行いを、しなくてもOKの状態にしてしまう。さらに物をため込む流れを作ってしまうような気がするのです。
私は幸い所持している物が少ない方ですから、レンタル物置なる存在を考えた方がありません。でも、もし、あなたが検討しているとしたら、止めた方がいいと思いますよ。どんどん悪い方向に進んでしまうことになりますから。(食品をため込んできた私が行っても説得力がありませんが…)