「行動と見識」KOUSHIのブログ

行動と見識で人生を豊かにする

本と向き合うときのルーティン

 

こんばんは。

 

先日ご紹介した書籍

『小さな習慣』(スティーヴン・ガイズ ダイヤモンド社 2017年)

を改めて手に取ってみました。

 

最初に読んだときに「ここまで小さくするのか!」という衝撃を受けたことを覚えています。そして、著者の主張する骨子も理解し、私自身の生活にも役立ててきたと自負しています。

でも「何か見逃している部分はないか」「自分の理解が及んでいない部分がないか」を再確認してみたくなった。そしてもう一度読むことにしたのです。

 

久しぶりに手にした『小さな習慣』。見覚えがあるとはいえ、新鮮な感覚。ある程度の期間を経て再読する時の、独特の感情を抱きます。

一冊の本を初めて読むときと同じ気持ちで向き合ってみました。

 

本を手にしたときの私のルーティン。

それは、表紙、裏表紙、表紙裏、裏表紙裏、序文、目次を見るというステップ。

 

いきなり本文に入る人は少ないと思いますが、背表紙を軽視している人はいらっしゃるかもしれません。ここにはその本で著者が一番伝えたいことが書かれています。スペースが限られていますから、著者の主張が簡潔に書かれていることが多い。書籍の中で、著者の主張をもっとも端的に表す一文が書かれていることも多いですよね。この部分を見ることで「著者が伝えたいこと」を真っ先に知ることができる。それを念頭に書を進めていくことができるメリットを軽視してはいけません。

 

そして、目次を読む。ここも大切なステップです。

と書いておきながら、以前の私は目次を読み飛ばしていました。全く目を通さないか、見たとしてもパパっと目を通すぐらい。「どうせ本文を読むんだから、いちいち目次を見る必要はないだろう」という、自身の横着な性格によります…。「早く本文を読みたい!」という焦りと期待がそうさせていた面もあります。

 

でも、いつからか目次にじっくりと目を通してから本文に入ることが通常の流れに。きっかけは覚えていませんが、明らかにそうした方がいいと実感しています。

目次を読むことで、一冊の著書の全体像を知ることができる。著者がどういう順序建てで論を展開していくのかを知ることができる。これは本文を読みやすくしてくれます。本によりますが、目次を読んだだけでほぼ内容が分かってしまうものもあります。逆に、流れが意味不明で全く主題をつかめないものもある。どちらがいいという話ではありません。著者の傾向や手法を事前につかめるというメリットを見逃していただきたくない、ということだけです。

 

一つ言えるとすれば、目次だけで「その本は読む価値がない」と判断することはできるかもしれない。うまく言葉では表せないのですが、目次を見ただけで「面白くなさそう」「得られるものがなさそう」という感覚を得ることがあります。そういう時はその本はスキップするという判断ができる。

面白くない本に時間を費やすのは、大切な資源を失うことでもある。これを未然に防ぐことができる。目次を読むことの一つのメリットといえるでしょう。

 

あとは出版年月と刷版数もチェックしています。まあ、これをしたからと言ってなにかメリットがあるわけではありません。ただ、いつ出版されて、どれだけ多く版を重ねているのか、つまり、どれだけ多くの人に読まれているのか、というのが単純に気になってしまうのです。

 

話がそれてしまいました…

 

明日は『小さな習慣』について、もう少し詳しくお伝えしますね。

 

 

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