「行動と見識」KOUSHIのブログ

行動と見識で人生を豊かにする

「これでもか!」という繰り返しは名著の一つの条件

 

こんばんは。

 

昨日は、本を手にしたときの私のルーティン。表紙、裏表紙、表紙裏、裏表紙裏、序文、目次を見るというステップについてお伝えしました。

初めて一冊の本と向き合うときには、このステップは欠かせません。

 

『小さな習慣』は再読(実際には、今回で3回目か4回目の再読でしょうか)でしたが、このステップを踏んでみました。まあ、これも習慣になっているので、ついそうしてしまうのですが。

 

表紙にはタイトルとかわいいイラストの下に、下記の文章が書かれています。

「目標は、ばかばかしいぐらい小さくしろ!」

本書で一番伝えたいことが、この一文で示されています。

 

そして表紙裏には次の一文が、

「小さすぎて、ばかばかしいと思う行動が、大きな結果を生み出す!」

表紙の文章の言わんとすることを繰り返す。著者の主張がシンプルであることが伝わってきますね。

 

本書では、次に「はじめに」という序文があります。

そこに書かれている最初の一文がこちら。

「”小さすぎて失敗すらできない” ちょっとしたポジティブな行動」

ここでも同じ主張が書かれています。これでもか、という感じですね。

 

それに続いて、各章で取り上げる内容についての簡単な説明がなされています。そして続く目次も同様。「小さな習慣」という言葉が何度も出てきます。これでもか、というほどに。

 

実際に、この『小さな習慣』という書籍は、「小さな習慣」という一つのテーマについてのみ書かれている名著です。名著というのは、分かりやすい、という点で。

これほどまでに一つの事象についてのみ書いている本というのはなかなかないと思うのです。なかには、テーマが多岐にわたり過ぎて一番の主張が理解しにくくなっていたり、そもそも何を伝えたいのかが不明確であったり、という本があります。これもどちらいい悪いという話ではありません。

でも、もしあなたが何かを得たいという目的が明確であるならば、その何かについてのみ書かれている本からのほうが、得るところは大きいでしょう。この本で言えば、それは「習慣」です。

 

もしあなたが自身の生活に「よい習慣」を取り入れたいならば、この本の教えに一字一句従うこともいいでしょう。現在の私は「教えに完全に従う」ことはありませんが(かつては、その傾向がありました。なぜ変わったのか?は別途お話しますね)、この本はそうしてもいい、そう思わせる価値があります。その点でも名著と言えます。

 

この本は読みやすい。「小さな習慣」がなぜ効果的なのか、が分かりやすく、そして繰り返し説明されている。

これまで習慣化の試みに何度も失敗してきた方でも「自分にもできる」という感覚を抱いていただけるのは間違いない。

そして、すでに習慣化のエキスパートを自認されている方にも読んでいただきたい。自分が気づかずに実践していたことの裏付けを得られるかもしれません。自分の生活を、人生を良い方向に導いていきたい。そう思われている方は一読すべき書です。

 

 

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