すべての要因をコントロールすることはできない
こんばんは。今日もお立ち寄りいただきありがとうございます。
今晩も遅い更新となってしまいました。師走は本当に慌ただしいですね。
「勝ちに不思議の勝ちあり 負けに不思議の負けなし」
成功者が書いた書籍からの学びを自身の生活にすべて取り込んだとしても、成功を得られるとは限らない。
なぜなら、成功は確固とした要因でもたらされるのではなく、様々な要因が絡み合ったうえでの結果であるから。
書籍だけから学ぼうとするときには、ことさらこの点を留意すべきでしょう。書籍に書かれているのは、その人物のごく一部の事柄のみです。どんな要因があったのかすべてを知ることはどだい無理なのですね、限られた紙幅においては。
セミナーや講演会も同様です。実際にその人物を自分の目で見て、その人物が語る言葉を直に聞く。雰囲気やニュアンスも感じることができるでしょう。書籍のみの学びよりは、格段に得られるところが大きくなると思います。それでも、それはほんのわずかな時間でしかありません。その人物から学べることはどうしても限られてしまうのです。
その点、その人物に弟子入りし、長い時間を共に過ごし、その人物について観察し学ぶ。その人物の考え方から行動までをすべて真似る。こうすれば、より成功に近づくことができるでしょう。弟子入りすることの大きなメリットだと思います。でも、これでも成功するとは限りませんね。すべての要因をコントロールすることはできないのですから。
こう考えれば、
「法則」や「技法」が書かれている本の教えすべてを実践しようと思ってはいけない。
ということの意味が分かると思います。
成功には法則はないのですから、すべての教えを実践しても成功できるとは限らないのですね。
成功者の言葉よりもっと気をつけたいのが、表層的に数々の成功法則を列挙したような本ですね。著者自身の体験ではなく、世に溢れる成功法則と呼ばれるものを寄せ集めたもの、それっぽく体系化したもの。そういうものをすべて実践しようとしてはいけません。その教えすべてにすがってはいけません。
多くの時間を無駄にすることになります。もしかしたら、多くのお金を無駄にするかもしれません。
成功法則で成功するのは、その法則を語っている人物のみ、というような言葉は聞いたことがありませんか? これはある意味真実を表していると思うのですよね~。すべてがそうではありませんが。特に「何かにすがりたい」というような切羽詰まった状況の時には気を付けたいですね。
話がそれてしまいました。
では、私たちはどうすれば良いのか?
もうお分かりですよね。
明日に続けます。