「行動と見識」KOUSHIのブログ

行動と見識で人生を豊かにする

部分的には活用していい、部分的に活用すべき

 

こんばんは。

「法則」や「技法」が書かれている本の教えすべてを実践しようと思ってはいけない。

 

その理由を4つ挙げてきました。

一つ目は「方法や手法が多すぎる」という側面

二つ目が「実践が実際的ではない、現実的ではない」という側面

三つめが「概念的・抽象的で理解ができない」という側面

四つ目として「成功に法則はない」という側面

 

それでは「私たちは書籍から学ぶことはできないのか?」といえば、そんなことはありません。いや、むしろ学ばないといけません。独学だけでは、成功へたどり着くのに時間がかかり過ぎますから。

 

では、どうすればいいのか?

そう、「すべてを実践しようとしてはいけない」というのは、部分的には活用していい、部分的に活用すべき、ということです。

 

著者が語る成功法則を一挙手一投足、余すことなく実践しようとするのではなく、自分に合うもの、自分が惹きつけられるもの、自身の置かれている状況において意味あるものを活用するのです。

 

分かりきったことではありますが、過去の私はこれを分かっていませんでした。そして、何度も挫折し多くの時間を無駄にしてきました。そうなってしまったのは「余裕」がなかったから。今となってはそう分かるのですが。

ある方法論や法則とも呼べるメソッドに出会うと「これで人生を変えられるかもしれない」という希望を感じる。もしくは「これで人生を変えないと後がない」と救いを求める。そうして、そこに書かれた内容を完全に実践しようと誓うのです。完全にやらないと、この法則は働かないのでは? という不安を持ちながら。

 

それまでやったことのないことを日々の生活に取り入れるのは容易なことではありません。その難易度の如何にかかわらず。そして、その数が多いとやり切れない。このことについては「習慣化を容易にするスキル」の記事で何度も書いてきましたね。

さらには、そのやり方が細かすぎたり、複雑だったりするものもあるわけです。そうなると、ますます続けることが難しくなる。そして、こう思うのです。「この法則は自分には合っていない」と。そして別の「自分に合う法則」を新たに探し続ける。自分が知らない、何か魔法のような法則がこの世にはあると信じながら、祈りながら。

 

「余裕」がある人や、賢い人はこんなバカな真似はしないと思います。でも、誰もが「切羽詰まった状況」になることはあり得ます。余裕がない状況になっても、盲目的にあることだけを信じる、すがるということは危険だ。このことだけは理解しておいていたほうがいいと思います。

 

 

 

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