日本人は「人を笑わせる」ことに長けている
こんばんは。本日もお立ち寄りいただきありがとうございます。
ヨーロッパはウイットに富んだ人が多い。そういう印象を持っていることをお伝えしました。
世界の他の地域を見てみるとどうなのでしょうか。アメリカやアジアの国々も旅しましたが、それほど長い期間の滞在をしたことがありません、残念ながら。なので、よく分からないというのが正直なところです。
一方、日本人はどうなのか。
一般的に、「日本人は生真面目で几帳面」と捉えられがちで、ウイットやユーモアに長けているとは思われていないように感じます。
あなたはどう感じますか。
でも「人を笑わせる」という意味合いにおいては、日本人はレベルが高いと思います。ウイットやユーモアとは少し毛色が異なりますが。
レベルが高いのは「プロ」と「素人(一般人)」の双方において。
「こいつはいきなりプロとか素人とか何を言っているんだ?」
と思われたかもしれませんw
少し説明が必要ですね。
日本人が「人を笑わせる」ことに長けている。
これは、日本の「お笑い」に依るところが大きいと思っています。
その前に「お笑い」を定義づけしないといけませんね。
岩波国語辞典によると「お笑い」は「お客を笑わせるための芸、人をどうにかして笑わせるような行為など」となっています。具体的には「漫才」「漫談」「トーク」「バラエティ番組」「落語」といったものが上げられています。
このうち最初の3つ「漫才」「漫談」「トーク」を私の言う「お笑い」とさせてください。(身勝手を承知でw)
「落語」は大好きなのですが、ここでは含めません。これは別枠として扱わせてださい。別途書きたいとおもいます。
まず、「お笑い」を提供する「プロ」のレベルについて考えてみましょう。
「漫才」「漫談」「トーク」を聞いていると、心から笑う、腹の底から笑う、そういう体験を得やすいと感じます。思わず笑ってしまう、笑い続けてしまう、声を出して笑ってしまう、ということが多い。
一方、アメリカのスタンドアップコメディはなかなか心の底から笑うことができません。
言語や文化を知らないとその本当の面白さが分からないので、その点は差し引くことが必要ですね。
そもそも「お笑い」というカテゴリーが日本固有の文化なので、この土俵だけで見るのは不公平かもしれません。そもそも「腹の底から笑う」ことに重きを置かれているのが日本特有なのかもしれませし。
それらを考慮したとしても「笑いのレベルの高さ」は日本が秀でていると思います。(結局は自分びいきなだけですが…)
まあ、比較は意味がないのでここまでにしましょう。(最初から比較しなければよかったです…)
いずれにしても、日本の「人を笑わせるプロ」のレベルは本当に高いな~と思います。
あなたはどう感じますか?