常に笑いを取りに行く、笑いを尊重する
こんばんは。本日もお立ち寄りいただきありがとうございます。
人生初の大阪在住。それまでの人生で何度か引っ越しを重ねてきましたが、いずれも関東地方の街。
初めて住む関東以外の都市。それが大阪だったのです。
テレビを通して大阪の笑いに馴染んでいたこともあり、関西人・大阪の雰囲気については何となく知っているつもりでした。
「お笑い」に関して言えば「テレビで活躍している人はプロ。一般の人はそのレベルまでは面白くないのでは」という思いを持っていました。
でも、大阪に住み始めて早々にその認識が誤りであったことに気づかされたのです。
大阪に住んで感じたのは
総じて大阪の方は、
・常に笑いを取りに行く
・笑いを尊重する
という考え方、姿勢を持っている、ということ。
また、
・面白いことがモテる基準の上位に置かれているw
とも感じました。
あくまでも個人的な感覚ですよ。
面白いか面白くないかには個人差があります。また、当然ですが、笑いを強くは前面に出さない、控えめな方、おとなしい方もいらっしゃいます。(そもそも大阪に住むすべての人を一括りにしようとするのがおかしな話ですが…)
でも、笑いと共に生きているという点は、ほぼすべての人に当てはまるのではないか、そう感じたのです。
そういう文化で生きてきた、大阪の方同士の会話は、お笑い芸人さながらでしたw
東京で出会った関西出身の人は、いわばアウェーで戦っていたのです。
本当はもっと笑いを前面に出したいのに、周囲と合わせるために遠慮していた。でも、ホームにおいてはそんな遠慮はありません。笑いを躊躇せずに繰り出す。積極的に取りに行く。そんな応酬(?)が日常なのです。
本場では、笑いへの要求が厳しいというようにも感じましたね。「面白いことを言う」ことを他人に求める、もっと言うと強要する雰囲気もあるようなw
その地に住んで、その環境の中で生きることは本当に素晴らしいな~と感じた時間でもありました。
本当に大阪に住んでよかったな、と思っています。
日本の「お笑いのプロ」は確かに面白い。
でも「プロ」だけではない。日本の「素人(一般人)」の「人を笑わせる」レベルも高い。特に「関西人」「大阪人」のレベルは頭抜けていると思うのです。
日本の笑いは、ユーモアやウイットとは確かに毛色が異なります。欧米を中心とした文化では、後者の方が尊重される。知的な営みとの印象もありますしね。
でも「本当に面白い」と感じるのは、心の底から笑ってしまうのは、ユーモアやウイットではない。
まあ、日本人だからそう感じるのかもしれませんが。
あなたはユーモアやウイットと日本の笑いをどう感じますか?