「距離を縮めるのが早い」は大きな武器
こんばんは。本日もお立ち寄りいただきありがとうございます。
大阪人は面白い。
大阪に住んでそのことを肌で感じました。笑いのプロだけではなく、素人(一般人)が面白いのです。
厳密に言えば、すべての人が面白いわけではありません。すべての大阪人が「人を笑わせる」ことに長けているわけではありません。大阪の人が全て面白いというの極端すぎますね。中にはそうでない人もいる。
でも、笑いを取りに行く、笑いを尊重する姿勢というのはほとんどの方が持っている。そういう印象はあります。
結果として、話が面白くなくても、人を笑わせることができなくても、その人から何となく面白い雰囲気を感じる。こう感じるのは、話し方によるところも多いでしょう。関西弁を聞いていると、何かお笑い芸人の方が話しているように聞こえてしまう。この錯覚は私だけかもしれませんがw
大阪に住んでもう一つ感じたことがあります。
それは
「大阪の方は他人との距離を縮めるのが早い」
ということです。
これは「笑いに長けている」という面とも関連しますね。
どんな場面においても、(おせっかいなほどに)話しかけられることが多い。
たとえば、食堂で選ぶメニューを迷っていると、お店のおばちゃんが話しかけてくる。友達のように。
まあ、これはそんなに驚くことではないかもしれませんね。大阪に限ったことではありません。
スーパーでお目当ての商品がなかなか見つけられないでいると、近くにいたおばちゃんが話しかけてくる。友達のように。
ちなみに、これはお店のおばちゃんではありません。他のお客さんなんですね。
確かに「大阪のおばちゃん」は、大阪の中でも上位レベル(?)にいるような気がします、人との距離の縮め方において。
でも、この姿勢、というか性格は、すべての年齢層の方に感じるのです。大阪の文化で養われているように思うのです。
「距離を縮めるのが早い」というのは大きな武器です。いや、正確に言うと「距離を縮めるのが遅い」と損をする可能性が高い、と思います。
「他人との距離を縮めるのが早い」こと、言い換えると、「誰にでも気軽に話しかける」「すぐに仲良くなれる」ことは「積極性」という言葉で表すことができるでしょう。
人間関係における積極性のメリットはその最たるもの。当然、人間関係だけにとどまりません。生活のすべての側面において、積極性が効いてくるのです。
大阪の人はその素養を身につけている。それだけで、有利な立場にいると思うのです。
あくまで私の身の回りに限定されることですが、海外で活躍されているかたは「関西人」の方が多いと思います。これは「距離を縮める」ことを躊躇しないからではないかと。
大阪の方の面白さ、積極性、親しみやすさ。「他人との距離を縮めるのが早い」という武器。
これらは海外でも活躍できる素養に通ずるものがある。そう感じています。
大阪の方は有利ですねw