ストーリーにふれ、ストックしておく
こんばんは。
こんばんは。本日もお立ち寄りいただきありがとうございます。
岡田斗司夫さんの名著『いつまでもデブと思うなよ』 についてお話ししています。
冒頭部分に書かれている次の文書を改めて記載しますね。
・1年で50キロ瘦せた。体重が117㎏から67㎏へ。このとき48歳。
この文章を読まれてどう感じましたか?
50kgの減量というインパクトに驚かれたかもしれませんね。
気に留めていただきたいたのが「48歳」という年齢です。
この文章に限らず、あらゆる情報の受け止め方は人それぞれ。人によって考え方や置かれた環境が異なりますから、一様ではありません。
そんな中でも、受け止め側の年齢によって、その捉え方は大きく変わってくると思います。特に、悩みや心配事、不安や期待という感情が伴う対象においては。この意味で、「捉え方」というより「感じ方」といった方が適切でしょう。
昨日も書きましたが、この文章は中年以降の人たちへ希望を与えてくれると思うのです。
「私でもまだまだやれるんだ」
「今からでも遅くない」
そのように感じることができるのは嬉しくありませんか。
「自分と同じような境遇にいる人」、さらに言えば「自分よりも悪い環境にいる人」がその現状や苦境から抜け出す。
ダイエットに限らず、人生全般において、こういうストーリーを知っている、持っていると、人生が生き易くなる。
その「境遇」の一つの大きな要素が「年齢」なのです。
順風満帆な人生を歩んでいる人は、そんなストーリーは気にも留めないかもしれません。でも、そうでない人のほうが多い。
あなたが前者の分類に入っていたとしても、この先も順風のままとは限らないですから、注意した方がいいでしょうw
長い人生においては、うまくいかない時期もある。いやそんな時期のほうが長いかもしれません。
精神的に、肉体的に追い詰められていて、何とか状況を打開しないといけない、といった切実な場面に陥ることもあれば、「日々が何となく満たされない、将来に漠然とした不安がある」という状況にいることもある。その程度や種類の違いはあれど「現状を変えたい」という場面で「他者のストーリー」は効いてくる。
良質なストーリーを手に入れるのには「伝記」がいいでしょう。伝記を読むことの素晴らしさは別途お伝えたいと思います。
若い人も他人事ではありません。いや、若いうちから、こういうストーリーにふれ、ストックしておく。そうすることで、これから訪れるであろう苦境に押しつぶされずに前に進むことができるのです。