無意識なものは記憶に残らない。だから記録をとる。
こんばんは。
「太ってしまった」のは「太る行動」をとり続けた結果。
だから「太る行動」を排除すればやせることができる。簡単な話ですね。
でも「太る行動が何なのか?」を頭の中だけで考えるのは良くありません。私たちの記憶は不確か。また、私たちは自分勝手。自分に都合よい原因をつくりだしてしまうのです。
本当の原因を知らなければ、効果的な対策は立てられません。
そして、本当の原因を知る唯一の手段が「記録する」ことなのです。
岡田斗司夫さんの書籍から抜粋します。
・メモをバカ正直につけると、いろんな現実が、それも「統計的な事実」として見えてくる。私自身が思い込んでいた「太っているけど、グルメで優雅な食生活」という幻想はガラガラと崩れてしまった。
この「バカ正直」というところが重要ですね。こう書かれていたことを思い出してください。
・内容を正確に書く。ポテチ一枚からコーラ一口まで、省略せずに書く。食べた時間も書く。
食べたもの、食べた時間を全て記録するのです。
記録を取り続けることで、統計的なデータが積みあがってくる。自分が認識してなかった行動が、事実として浮き彫りになってくる。
さらに続きます。
・他にも「食べた時間の記録」を見て分かったことがある。私には「魔の時間」とも言うべき時間帯が存在している。夜の9時までに夕食を終え、午後10時~深夜2時の間に、30分ごとに、10分ごとに何か食べ続けている。食べた総量よりも、その頻度と無自覚さがショックだった。
そして、
・仕事に集中している時間帯は、ほとんど何も食べていない。心を空っぽにする「気分転換」の時に無意識に食べている。それが私の「太るための行動」だった。
自分の食生活を仔細に知ることで、原因を特定することに至った。
記録を取ることなしには、この原因特定は成しえなかった。
「無意識に」というのがキーワード。意識的な行動は記憶に残る。でも、無意識なものは記憶に残らない。だから記録をとならないといけない。
まとめです。
・あなたの体重は、あなたの無意識の「太る行動」でようやっと維持されている。その維持するという努力をやめるだけで、あなたの体はやせはじめる。とりあえず今は「まず現状を知る」というところからはじめよう。
・自分が太っているのは、実は「太り続けるような食事・行動を取っているから」という事実を知ること。
その「太り続けるような食事・行動」とは具体的にはなにか?を特定すること。
明日に続けます。