嬉しくも嫌な予感
こんばんは。
ロシア人ご家族との出会い、今日も続けます。
ウオッカの小瓶を空けてしまったお父さんが、お母さんと話をし続けている。
心なしか2人とも真剣な表情のような気がする。
「もしかしてウオッカで喧嘩になっているんじゃないか?」
「なんでもっと持ってこなかったんだ」と愚痴を言うお父さんに、「これ以上飲むのは止めなさい」というお母さん。
2人が真剣に話し合っているのを見て勝手な想像を膨らませていきましたw
しばらくすると、お父さんが、小さなバッグから新しいウオッカをの小瓶を取り出しました。
「え~、まだ持っているのかよ。どんだけ飲むつもりなんだ!」と心の中でつぶやく私。
封を開けた後、お父さんは、いつのまにかお母さんの前に置いてあった紙コップに、おもむろにウオッカを注ぎ始めました。
先ほどの2人の会話は口論などではなかったのですね。
さしずめ
お母さん:「まだお昼なのに一瓶あけるなんいて、いいペースね」
お父さん:「一人で飲んでしまって悪かったな。お前も飲みなよ。」
お母さん:「わたしも飲みたかったの。そうするわ」
とかいった会話だったのでしょうか。ロシア語がまったく分からないので、勝手すぎる想像ですが。
それにしても、用意周到だなと思いました。お父さんはスペアのウオッカも準備している。お母さんは紙コップを持参している。もしかして、出歩くときにはいつも常備しているのではないか。まあ、これも勝手な想像です。
紙コップに注がれたウオッカを口に運ぶお母さん。
息子さんたちは特に気にするそぶりもありません。ご両親が昼からウオッカを飲むというのは日常なんだろうな~と感じた場面です。
ソフトドリンクを楽しんでいる息子さんたちを見て、少し安心しましたw
紙コップをテーブルに戻すや否や、お母さんは、お父さんに何か話しかけます。
その時に2人の視線を感じたのです。2人が、ちらちらとこちらを見ながら、会話を続けている。
ご夫婦が私に関心を持ったのはこれが初めて。
「無視されていたわけではなかったんだな~」と安堵感を覚えながらも、何か少し嫌な予感も感じました。
「もしかしたら、私にもウオッカを飲むように言ってくるのではないか」という予感。
私はお酒が大好きです。ウオッカも好きで、若かりし頃はショットで何杯も飲んだことがある(そして失敗したことがある)
その時も「本場のウオッカを飲みたい」という興味もあった。でも昼間からウオッカを飲むのはどうかな~という迷いがあったんです。
しばらくすると、お父さんが私に話しかけてきました。
明日に続けます。