稲垣えみ子さんの「食」をまねてみた -干し野菜編-
こんばんは。
ぬか漬けすらもまともにできないという体たらく。
ぬか漬けを断念した私が次に試みたのが「干し野菜」でした。
これなら無精者の私でもできそう。そう考えたのです。なにせやることといえば、ただ干すだけ。いや、野菜を切ることくらいは必要になりますよ。でも、後はほったらかしにしておけばいい。これなら、失敗しないだろうと。
稲垣えみ子さんの著作では「ざるの上に食べきれなかった野菜を置いておくだけ」と書かれていました。
でも、わがアパートの狭いベランダにざるを置くのもはばかられるし、そのまま放置して外出するのも何か怖い気も。雨が降ったりしたら取り返しがつかないし、鳥が寄ってくるかもしれない。カラスなんかに荒らされたら、精神的にもダメージを受けそうな気がするしw
ということで、野菜干しネットを購入したのでした、百均で手に入れられますよね。
はじめて「野菜を干す」を実践したのは、その年の12月だったと思います。
干し野菜に適しているのは冬。これはどこかで読んだ記憶がありました。湿度の低さがポイントなんですよね。乾燥という工程においては。夏は強い日差しに恵まれますが、日本の夏は湿気もある。本当に過ごしにくいよな~、日本の夏は、と毎年思うのですが、これは干し野菜にもあまりいい環境ではないんです。
でも、夏に干し野菜ができない、やってはいけない、というわけではないですよ。実は春を迎えた少し前の時期まで細々と干し野菜を続けていました。
さすがに梅雨に入ってからはなかなかその機会がありません。でも梅雨が明けた後には、干し野菜生活を再開したいと思います。夏場に使える野菜はなかなか思いつかないのですが、とりあえず何かやってみたいですね~。
あと、干し野菜に適している野菜の種類もあるのですが、それは冬が旬のものが多いんです。
私の経験でいうと、大根が一番干し野菜に向いています。切り干し大根という食品があるくらいですからね。
大根の旬は冬なので、干し野菜のベストシーズンにマッチしているという側面もあります。
干し野菜を始めるまでは知らなかったの、春大根というものもあること。無知ですみませんw
春キャベツというのは知っていたんですが、大根にも春物があるとは知りませんでした。干し野菜を始めると、野菜の種類を学ぶことにもなりますね~。
あとはニンジンも干し野菜に向いています。「こんなに水分が飛ぶのか?」という驚きがありました。
そして、もやし。
もやしを干すことについては、稲垣えみ子さんが著作で触れていました。
ネットいっぱいに引き詰められていたもやしが、カラカラに乾いてひも状になる。
「うぉ~、こんなふうになってしまうのか」
という一種の感動。
明日に続けます。