「行動と見識」KOUSHIのブログ

行動と見識で人生を豊かにする

子供時代の成功体験がその後の人生を形作る

 

こんばんは。

綾小路きみまろさんの『しょせん人生なんて自己申告』。

「人格について」の章から、次の文章をお伝えします。

・他にも物まねの標的になったのは、芸人の漫談やアナウンサーのスポーツ実況、選挙放送などもお得意のレパートリー。

セリ人を見て「なんて格好いいんだろう!」と興奮を覚えて、毎日のように「はい3万円、5万円」ってまねをし続けたきみまろ少年。セリ市での体験はよほどインパクトが大きかったのでしょう。物まねにどっぷりはまり込んでいった。

きみまろさんが子どもの時代には、今ほどエンターテイメントが充実してわけではありません。今になって考えれば、これが後の芸人綾小路きみまろを生み出すのに好都合だったのかもしれません。芸人の漫談を物まねの標的に選ぶことができたのですから。

アナウンサーも当時は憧れの存在だったのでしょう(今もですが)。選挙放送まで標的にするとは恐れ入りますw までできる対象が少なかったとはいえ、好奇心が旺盛だったのですね~。

 

そして次の文章。

・翌日学校で披露すると、皆、腹を抱えて笑ってくれた。その時の喜びが心に焼き付いているから、今までずっと人前に出る仕事を続けてきたのかもしれない。

学校のみんなが腹を抱えて笑ってくれる。これは、まさに成功体験。この体験が芸人綾小路きみまろの誕生に効いている。これは間違いない。

私たちにとって「成功体験」は欠かせない要素。成長の原動力になる。人生の方向性をも決めうる。特に子供時代の成功体験はインパクトが大きい、その人の人生において。

みんなが腹を抱えて笑ってくれた時の喜び。この忘れられない体験が、後のきみまろさんのキャリアを形作っていった。キャバレーでの司会、演歌スターの専属司会者、そして漫談家としての綾小路きみまろ。この道を歩いてきたのは、必然だったのかもしれません。この成功体験、喜びがこの道を決定づけた。

 

・人は、人によってつくられる。他人を通じて、自分を発見する。

きみまろさんは「個性は引っ張り出される」という表現もされていましたよね。

この文章も同じです。「綾小路きみまろ」は決して自分一人で作ったのではない。むしろ、他人によってつくられた。他人とのかかわりの中で、自分の中にもともとあった個性が浮かび上がってくる、発見できる。

きみまろさんが、他人との関り、人間関係を本当に貴重で尊いもの、感謝するものと考えていることが分かります。

 

自分一人で何でもできると思ってはいけない。自分一人でできることなんて限られている。いや、自分一人では本当の自分は分からない。

本当の自分を生きるためには、他人が絶対に必要になる。

 

こう考えると、人との接し方が変わってきます。もっと考えないといけませんね。人との関わりは絶対に軽視できない。

明日からの生き方が変わってきそうです。

 

あなたはどう感じますか?

 

 

 

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