悪しき本能があるのは男性だけではない…
こんばんは。
男の威張りは本能的宿痾。傲慢な男を謙虚にさせることはできない。
これまで、男の性(さが)について書いてきました。そして、銀座のクラブがオヤジの本能的欲求を満たしてくれる場であるということも。
高いおカネを払ってまでして威張りたい。本当に男って哀れな存在ですよね~。
実は「銀座のクラブ」が成り立つのは、男側の悪しき本能だけではないんです。女性側にも問題がある、と楠木建さんは論を展開していきます。
話が逸れましたが、それくらい男性の威張りたいという本能は強い。しかし悪しき本能があるのは男性だけかというと、そうは問屋が卸しません。女性にも女性なのではの問題本能があります。
女性ならではの問題本能とは何なのか? 気になりますね。
それは「媚び」だというのが僕の見解です。
女性誌のタイトルなどに、「愛されオーラの出し方」などという受動態と能動態が複雑に入り混じった奇妙な表現がしばしば出てきます。実に面白いですね。
確かにそうかもしれません。こういう表現には気づいていましたが、受動態と能動態が入り混じったとか、そんな風に見たことはありませんでした。着眼点が違いますね~。
それくらい「自分は愛されている」「愛すべき存在である」(ということを他人が認める)ことが、女性にとっては一大事なのでしょう。
「愛される」というのは良く女性誌の記事のタイトルに使われていますね。需要があるからこそ供給がある。女性にとって「自分が愛される存在」であることが本能的に大切的なことを物語っている。
今どきこんなことを言うと叱られてしまいますが、これがいわゆる「女の性」「女の浅ましさ」だと僕は心得ております。(あくまでも「傾向としての話」ですよ!)。
これが何で浅ましいのか? すぐには理解できませんでした。
この後、楠木建さんの指摘専門用語でいうところの「女子のブラウン運動」という女性の仕草について説明されています。ふとした瞬間に、無意識に首が小刻みかつ不安定に揺れるという現象です。
正直、この仕草や動作はなかなか理解が難しかったのですが、皆さんそう感じていらっしゃるんですかね。
なぜそんな仕草をするかというと、文字通り、赤ちゃんの(無意識な)模倣なのだそうですね。赤ちゃんは首が座っていないから首が揺れる。人間はそういう危なっかしいものを見ると、守らなければいけない気持ちになるという習性があるらしい。
首の座っていない赤ちゃんの仕草を真似る。女性はこんなことをしているのですね~。お気づきになっていましたか?
もちろん当の女性はそんな知識も意図もなく、本能的に赤ちゃんを模倣しているだけ。つまり、「私を守ってください」「私に注意を向けてください」という媚びの本能の発現というわけです。
媚びの本能の発現がこういうところにあったとは。
あなたはこのことをご存じでしたでしょうか?
明日に続けます。