「行動と見識」KOUSHIのブログ

行動と見識で人生を豊かにする

怒るな、悲しめの法則

 

こんばんは。

 

女の「媚び」と絡めながら、男の「威張り」について話を進めてまいりました。

楠木建さんは仰います。

・威張りは男の本能なので、相談者の求める「傲慢な中年男性を謙虚にさせる秘策」など残念ながら存在しません。諦めてください。

どうやらあきらめるしかなさそうです。この本能は消し去ることはできない。DNAに組み込まれてしまった、この悪しき本能とは付き合っていかざるを得ない。人間が営む社会生活が続く限り、男の威張りによる「不幸なできごと」はこれからも繰り返されていくのでしょう。

とはいえ、何とかして欲しいというのが、被害者側の声でしょう。「本能だからしかたがない」とは認めつつも、威張られて嫌な気分にさせられている人の気持ちを考えると、いたたまれない気持ちになる。何か救いがないとつらい。

 

・ではどうすればいいか。実践的なアドバイスを伝授いたします。

待ってました! 楠木建さんは我々を見捨てなかった!

 

・黒光りオヤジに威張られた時、僕は嫌がったり怒ったりせず、ひたすら静かに悲しむようにしています。

・「こいつ……!」とか思わないで、「嗚呼、威張らずにはいられない。哀しいなあ、人間って……」という方向に気持ちを持っていく。

・これを私的専門用語で「怒るな、悲しめの法則」と言います。

 

また、新たな私的専門用語が飛び出しました。楠木建さんの私的な専門用語というのは本当に味があります。

しかも、「原則」です。「方法」ではなく「原則」。これは「堅い」という意味合いが含まれています。原理原則なんですから。

 

読み進めていきましょう。

・だいたい威張る人は気持ちのどこかに寂しさがあるものです。今一つ仕事にやりがいがないとか、仕事がおもったよりもうまくいかないとか、自分の野心が満たされないとか、好きな女に相手にされないとか、そういう寂しさを抱えている。

そうかもしれません。自分の中に満たされなさがあると他人に対して苛立ちをぶつけてしまう。八つ当たりというやつですね。

八つ当たりされる方からするとたまったものではありまえん。でも、そこはグッと堪えて、威張る人の気持ちを考えてみる。これが重要なのです。

とはいえ、ハードルが高そうですよね。実践しようとなると。そもそもこちらは悪くない。相手の気分の悪さをこちらにぶつけられているのに、なんで他人を思いやらなくてはいけないのか。その威張る人と関係が根深ければ根深いほど、そんな気持ちにはなれませんよね。

 

でも、そんなシリアスな状況にあるからこそ、この「原則」に倣ってほしいと思います。

これは小手先のテクニックではありません。あなたの人生を変えることができる原理原則なのです。

 

もう少し説明が必要ですね。

 

明日に続けます。

 

 

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