好きな著者が推薦している書籍を読む楽しみ
こんばんは。本日もお立ち寄りいただきありがとうございました。
同じ書籍を何回も読む
これは私の読書習慣の一つ。
そもそも一回読んだだけで理解できないことが多い、という自分の至らなさが根本にあるのかもしれませんが…。
これは英書に限らず、日本の書籍でもそうです。
先月も、一つの作品を読み返したばかり。
その書籍は
Improv wisdom
副題は
don’t prepare. just show up
Improvとは聞き慣れない単語かもしれません。「Improve」ではなく「improv」。これは「即興」という意味です。
今となってはなぜかは明確に思い出せないのですが、一時期「即興」に興味を持ったことがあったのです、
おそらく、当意即妙にウィットにとんだコメントを繰り出す、フランス人の友人の存在に感化された、というのがきっかけだったような。
用意周到に準備した面白話に頼るのではなく、その場で臨機応変にジョークを繰り出す。そんな人に憧れた時期がありましたから。当時は、そのために日々の生活に練習を取り入れたりもしました。その頃に手にした一冊だと思います。
手にしたのは、十年以上前だと記憶しています。そして読み返すのは今回が初めてではありません。これまで4~5回は読み返しています。
さらには、この本で紹介されていた別の書籍も購入しました。
その本のタイトルは、
Impro
Keith Johnstoneの作品です。
この本は内容も、使われている英語も少し難しくて苦戦したことを覚えています。『improv』よりももっと専門的。舞台についてそれなりの知識や経験がある方にとっては分かりやすいかもしれません。
この文章を書いていて、久しぶりに読んでみたいな、と思っているところです。
このように、自分の好きな著者や書籍の中で紹介されている、推薦されている書籍を読むのはいいですよね。それらの本は自分の興味が向いているものですし、その著者が、その書籍が太鼓判を押しているのであれば、内容的にも問題のない可能性も高い。自分の興味をもっと掘り下げて、もっと多く、もっと広く学ぶことにも繋がります。これも、読書生活において欠かせないポイントの一つだと思います。
また、その著者の別の作品を読むものいいですね。ある作品が気に入ったら、同じ人が書いている別の作品も読みたくなる、というのは自然な気持ちです。その著書の人生観を学ぶことにも繋がります。一冊だけでも学びは多いのですが、同じ著者の別の作品を読むことで、もっと多くを学べます。これも読書習慣に取り入れていただきたいと思います。
明日は『Improv』の内容を少し詳しくご紹介していきます。