「行動と見識」KOUSHIのブログ

行動と見識で人生を豊かにする

「今を生きる、今を楽しむ」という試み 

 

こんばんは。

Patricia Ryan Madsonさんの『improv wisdom Don’t Prepare, Just Show Up』

「don’t prepare」の章で紹介されている「try this」をご紹介しました。

 

Try this:

Spend a day without a plan. Have an adventure. Instead of following ordinary routines at this time, open your eyes especially wide and move along with curiosity and attention. Don’t consult your to-do list; instead decide what to do based on what needs to be done right now, using your heightened awareness.

 

この「try this」を実行するために、ある週末の一日を設定。

前の晩は「明日は無計画に生きる。日々のルーティンには縛られずに、好奇心のおもむくままに生きるぞ!」と意気込んでいたものの、初っ端からつまずきます。

スマホのアラームに起こされて、当日はいつも通りの時間に始動。この時点で、すでに計画通りに時間を過ごしていたことになりますw

その後もいつものルーティンー歯を磨いて顔を洗って、コーヒーを準備するーを無意識に終えた後、これまたルーティンである英書の読書を始める。

さらには、週末のルーティンである洗濯と部屋の掃除に取り掛かり、ようやく気付きます。「いつも通りの生活を送ってしまっているではないか!」と。

これらのルーティンを実行してしまうこと自体は悪くないかもしれません。必要なことですから。良くないのは、無意識にやっていること。その行動に何ら注意を向けることがない。自分で意図的にやっているのではなく、流されるがままにやっている。これが良くない。

 

「そうだ。今日は好奇心の赴くままに生きるんだった」と思い直したものの、すぐに思考は「やらなければいけないこと」に意識を向き始めます。Patriciaさんがいうように「to-do list」は見ないようにしても、頭の中には次から次へと「やるべきこと」が浮かんでくる。

それらを振り払って「今に集中しよう。今やりたいことをやろう」と誓い直すも、なんだか落ち着かない。やり残しているto-doに着手しないと時間を無駄にしているような感覚に襲われる。

結局は、一日のほとんどの時間をそんな感覚で過ごしてしまいましたw うまくいかなかった、ということになるのですが、これはこれで良かったと思います。なぜなら、いかに「やるべきこと」に縛られて日々を過ごしているかを認識できたから。

それらの「やるべきこと」をやっている最中にも、他の「やるべきこと」が頭に浮かんできて心配になる。今目の前にあることに全く集中できていない。今を楽しむのではなく、未来のために生きている。このことにも気づかされました。

 

長きに渡り、正確に言えば人生のほぼすべての時間をこうやって生きてきたので、そう簡単には変えることができません。

でも、「今を生きる。今を楽しむ」という試みを生活に取り入れていくことで、少しずつ生き方を変えることができるような気がします。

 

ぜひ、この「Spend a day without a plan」を試していただきたいと思います。

 

 

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