そうは問屋が卸しません
こんばんは。
あなたが望む行動を習慣化する。
そのために効果的なツールとして「〇×チェックリスト」をご紹介しました。未体験の方はぜひ試していただきたいと思います。
毎晩「〇×チェックリスト」に取り組む。
「毎晩」というのがポイントなのですが、夜になって「あ、やってなかった!」と気づいても時すでに遅し、ということも多発します。とくにその行動目標を設定したばかりの時期は、その存在すら忘れてしまったりします。
それを避けるためにも「〇×チェックリスト」を持ち歩く方がいいでしょう。プリントアウトして手帳に挟んでおく。手帳に手書きで書いてもいいです。もしくはスマホのメモ帳に書いておく。昼間の時間帯に常に手にしたり、目を向けたりするものに書いておく。こうやって、忘れることを防ぎましょう。自分の記憶力を過信してはいけませんよw
ところで、あなたは何のために、その行動を習慣化したいのでしょうか?
一言で言えば「あなたが幸せになるため」ですよね。一つひとつの行動は、あなたの幸せ、幸福感に結びついている。一見つながっているように見えなくても、必ずつながっています。あなたは「幸せ」になりたいから、その行動を選んでいるんです。
生きる目的、ゴール、目標が明確になっていると、そのためにとる行動をデザインしやすくなります。どんな行動も「幸せ」につながっているとはいえ、明確にそのつながりを感じられたほうが、行動への意欲もわいてきますから。
人生のゴール・夢と行動目標はセットで考える。これを基本にする。
行動目標を行動習慣に変えていく。こうすることで、私たちは自分の夢実現へと近づいていくことができる。これは本当です。
でも、行動習慣を積み重ねていけば必ず夢が実現するのかといえば、そうは問屋が卸しません。
あなたの掲げる夢が大きければ大きいほど、その達成は難しくなっていく。あなたが考えて、そして身につけた「行動習慣」だけでは、その夢実現のためのピースはすべてうまらない。
原因と結果の法則は聞いたことがありますでしょうか? 因果の法則ともいいますね。
簡単にいうと「結果には必ず原因がある」ということですが、その関係が必ずしも明確には分からないことが多い、現実世界においては。結果が出た後になってからであれば、わかるかもしれません。「こうなったのは、あれが原因だったんだ」と。でも原因と結果は一対一の関係とは限りませんから、これも単なる後付けですね。
こう考えると、事前に「望む結果を得るための原因」を突き止めるのは相当に難しいことが分かりますよね。頭をひねって考え出したとしても、それが正解とは限らない。私たちの意識が生み出す思考には限界があるのです。
では、どうすればいいのか?
「あいつ」の力を借りるんです。
明日に続けます。