「行動と見識」KOUSHIのブログ

行動と見識で人生を豊かにする

これが英語能力の向上に効く! を体感する

 

こんばんは。

憧れの先輩が進めてくれたJeffrey Archer。

 

さっそく購入し読み始めるも、まったくと言っていいほど前に進まない。分からない単語ばかりで辞書を見ている時間のほうが多いという状況に。

先輩にその状況を話すと、こんなうれしい返答が。

「そうか。真面目だなw まあ、一回試してみなよ。単語の意味を調べずに読み進めることを。小説は楽しんでこそ読む価値がある。Archerを勧めたのはその面白さにあるんだから。そして、君にはArcherの作品を読めるだけの基礎力はあると思っている。だからこそ勧めたんだよ。誰にでも勧めているわけではないんだよ」

 

この言葉に舞い上がった私は、週末に8時間近くをかけてArcherと向き合いました。

分からない単語が出てきても、辞書は使わずに、何とか意味を類推する、前のページに戻って意味を再度類推する、ということを繰り返していると、やはりなかなか前に進みません。疲れ、そして焦りを感じますw

「やはりうまくいかない…」

「自分には無理なのか…」

それでも何とかしがみついていると、気づいたことがあった。

それは、辞書を引きながら読むよりも、確実に時間を削減できているの、ということ。書籍から一度離れてまた戻る、という動きがないので、Archerの文章にのみ集中していることも確か。

そして、実際のスピードはともかく、スピード感はかなり違っていました。作品を読んでいる、という気分になっていったのです。

 

そして、Archerの文章にどんどん引き込まれていく自分を認識します。それまでは、文章の意味を理解しようとしていた。今は、文章を楽しんでいる。そんな感覚を覚えはじめていました。

とはいえ、正確に意味をつかめていたかというと、そうではありません。おそらく内容を十分理解できていない部分や、誤解した部分は多くあったと思います。でも気にせずに読み進めていった。そうするとリズムが作られていったのです。

 

それまでの私は律義にすべての単語の意味を理解しようとしていた。理解しないと読んだことにならないと思っていた。

そのために辞書でその単語の意味を調べる。それしか単語を理解する術はないと思っていました。でも、実際には他の方法があったのです。しかももっと効果的な方法が。それが「単語の意味を類推すること」でした。文脈から意味を類推し、理解を試みる。これが英語能力の向上に効くのです。その理解が正しくなくても良いのです。だいたいあたっていれば。この訓練を続けることで読解力が向上していきます。

「どうせ単語なんてすべては覚えられないから、そこにこだわりを持たなくてよい。」というある意味開き直りの考えを持つに至った私は、Archerの作品にどっぷりとはまっていきます。

 

明日に続けます。

 

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