この領域の敵は「自分」 自分にルールを課そう!
こんばんは。
『The 7 Habits of Highly Effective People』、『7つの習慣』で提唱されている「時間管理のマトリクス」。
いかに「第2領域」の活動に注力できるか、最も多くの時間を注ぐことができるか。これが「時間管理のマトリクス」において最も重要なゴール。
限られた時間、1日24時間という制約のなかで、第1~第3領域に使っている時間が多すぎる。これらの活動をどう削減していくか、が肝になる。
そのためのステップについて、整理しています。
昨日は、最初のステップについておさらいしました。
1.第4領域の時間を減らすために、この領域の自分の活動を洗い出す
2.第3領域の時間を減らすために、この領域の自分の活動を洗い出す
まずは、これらの活動を洗い出す。
いきなり「減らそう!」と思っても、どんな活動がこの領域に当てはまるかを理解していないと、筋違いの活動を無理やり削減するという不毛な結果になりかねません。
それらの活動を洗い出したとは、なぜその活動をしているのか、その要因をあぶりだす。
何事も原因があって結果があるわけですから、自分が「なぜ重要でない活動をしてしまうのか」を深掘りしていく必要があります。
その後に、ようやく次のステップに入っていきます。
3.第4領域の時間を減らすための方法を検討する
4.第3領域の時間を減らすための方法を検討する
になります。
この2つの領域に当てはまる活動を減らしていく。それらの活動に「やらない!」という通告をする。そのための方法を検討して書き出していくプロセスになります。
最初につぶしていくのは第4領域の活動。
第4領域は
緊急度【低】&重要度【低】
の活動。
この活動は自分でも認識できて、自分一人で削減できる。「やるぞ!」という意気込みがあれば、なんとか削減できる活動。
無駄にスマホをいじくっている時間や、意図もなくYouTubeを見る時間。これらは第4領域の最たるものですね。
これらを削減するのは自分との闘いです。別に他者に強要されているわけでもなく、他者に気を使っているわけではありません。自分がその活動を選択していると言えます。「選択している」という意識がないとしても、他者に強要されているわけではないので、自らやっている、というわけです。
他者が介在しない分だけ、コントロールしやすい。
もし、あなたがスマホに時間をとられているのであれば、
・通勤時間中はスマホの電源をオフにする。(その時間は読書をする)
・帰宅後はスマホの電源を切る。
・帰宅後はスマホを下駄箱に入れてしまう。
といったルールを決めることで、スマホにとられる時間を削減できるでしょう。
最初は落ち着かない気分になりますが、大丈夫。私たちは、すぐに「慣れる」ことができます。慣れてしまえばこっちのもの。無理して電源を切ったり、下駄箱に隔離品手もよくなります。
そして、次に取り掛かるのが「第3領域」になります。
明日に続けます。