なんとかなった! はずだった…
こんばんは。
会食の前にもらったAさんからのアドバイス
「Bさんはお酒が強いから、一緒のペースで飲まない方がいいよ。気を付けてね。」。
このアドバイスをくださったAさんが、目を閉じて固まっている。完全に酔いつぶれているではありませんか!
即座に手配したタクシーにAさんを運び、ドライバーにホテル名を告げる。まだまだ元気なBさんにも次のタクシーに乗ってもらう。最後のタクシーに乗り込んで自分が泊まっていた安宿に到着。我ながら迅速に対応できたと思いますw
Aさんは翌朝早いフライトでロンドンに飛ぶ予定でした。
ホテルへ向かうタクシーの中で「明日のフライトに乗り遅れないでくれ!」と願っていた私ですが、緊張の糸が切れたのか、急に酔いが回ってきて、意識がもうろうと。この後からの記憶がありませんw
私自身も翌朝(というかその日の朝)早い時間に電車で移動する予定がありました。パリからオランダに行く予定があったんです。これに乗り遅れると大変なことになる。そのことは意識の片隅にあったはずです。
翌朝、鳴り響くスマホのアラームに気づいて目を覚ましました。ホテルに備え付けの目覚ましアラームもセットしていたはずですが、そちらは聞こえませんでした。おそらく、自分で勝手に止めていたんだと思います。
「あっ、朝だ!」
「何とか目覚めることができたぞ!」
自分が早朝に移動しなくてはいけない、ということは頭に残っていたんですね。アラームで目覚めたということは、予定通りの時間に目を覚ますことができた、ということ。そう思って一安心。「あ~良かった、なんとかなったぞ~」
おもむろにスマホの時刻を見ると、予定の起床時刻より1時間遅い時間。
「え、おかしいな」
「何かの間違いだろう」
現実を認識するのにしばしの時間を要しました。
「まずい、寝坊した!!!」
おそらくなり続けていたスマホのアラームに1時間近く気付かなかったのでしょうw
現実に引き戻された私は、焦りながらもすぐにホテルを出る準備にとりかかります。当初予定していた電車にはもう乗れないかもしれない。でも、その次の電車に乗ればなんとかアポイントには間に合う。そんなタイミングでした。
こういう時は、本当に速やかに行動できるんですよねw
駅に着いた私は、カウンターでチケットの変更を依頼します。ネットで事前に予約していたチケットの電車時刻には間に合わないので、その次の電車へ変更を依頼したのでした。
めでたしめでたし、となるはずでした…。
明日に続けます。