焼肉屋さん、そして、ラウンジへ
こんばんは。
泥酔して翌朝アラームに気づかずに大寝坊。こんな経験はありますよね。
私がしでかしてしまった体験の中で、一番思い出深いのがパリでの出来事。
お世話になっているAさんと、その知り合いのBさんとの3人での大事な会食の機会をゲットした私。その時点で心が躍っていました。
パリに慣れていない私は、レストランのチョイスをAさんにお任せしました。
Aさんが選んでくださったのは「焼肉屋」さんでした。今となってはお店の名前は思い出せないのですが、日本人が経営していたレストランだったと思います。そこそこお値段は張りますが、日本で楽しめるような「焼肉」を楽しめるお店です。また、Bさんは韓国の方なんです。Aさんの気遣いもあったのかもしれません。
その焼肉屋さんでAさんとBさんと待ち合わせ。Bさんに自己紹介をして、焼肉を楽しみながら会話を進めていきます。
この時には、それほどお酒を飲んでいなかったと記憶しています。いや、それなりに飲んでいたかもしれませんが、まったくといっていいほど酔いが回らなかった。緊張していたのかもしれません。Bさんと会うのは初めてでしたし、自分の存在をアピールしたかった、という思いもありましたから。
その後にもう1軒どこかに言った気もしますがよく覚えていません。なにせもう10年近く前のことなので。
最後に行ったのが、ラウンジのようなところ。すみません、これも名前を憶えていません。というか場所も覚えていない。なぜなら、記憶がぶっ飛んでしまっているからです、このラウンジにてw
ラウンジというのかクラブと呼ぶべきなのかよく分かりませんが、女性が同じテーブルに座って会話を楽しむ(?)ような場所のことです。ここも日本人経営だったと思います。ホステスさんも日本人女性の方でしたしね。
日本でもこういう場所は行き慣れていないし、いわんやパリでは初めての体験。「パリにもこんなところがあるんだ~」と感動した(?)のを覚えています。
このお店に来るまでにそれなりに飲んでいたはずですが、私はまだ正気を保っていました。Aさんも問題なさそう。
ウィスキーの水割を飲みながら、楽しい時間を過ごす。私たちはつたない英語で会話を続けていました。
この「水割り」というのがけっこう効いてくるんですよね。少量のウィスキーでも、それを飲み続ければアルコールが蓄積してくる。でも、それになかなか気づかない、というのが質が悪い。
そして、Aさんがおもむろに
「Bさん、今日はまだ飲み足りないんじゃないの?」
「テキーラでも行くか!」
と言い出します。
これがいけなかったんです。
明日に続けます。