「行動と見識」KOUSHIのブログ

行動と見識で人生を豊かにする

これで正解だったのか?

 

こんばんは。

 

フランスの地方の小さな駅で「ストライキ」により、乗り換え電車が発車しないという事態。

電車はあきらめざるをえない。タクシーという選択肢しかない。でもその費用をどうするか? これが一番の問題でした。

 

ヨーロッパ最初の鉄道旅行の時のトラブルと異なり、今回の駅のスタッフさんとの交渉はスムーズに進みました。

 

「申し訳ないが電車は発車しない。タクシーを呼んであげるから、それで○○駅までいけばいい。」

タクシーをアレンジしてもらえるのはありがたかった。タクシーが常在しているような駅ではなく、どうやって呼べばよいかも見当がついていませんでしたから。

でも、問題はそのタクシー代金をどうするか?

「ありがとうございます。タクシー代はそちらで負担していただけると考えてよろしいでしょうか?」と私。

「鉄道の料金は払い戻すよ」と、彼は16ユーロを返す作業を始めます。

「ありがとうございます。でも、これではタクシー代をまかなうことはできないと思います。差額はどうすればいいんですか?」と丁寧な口調で返す私。

「分かった。あと10EURを渡そう」と彼。

「ありがとうございます。でも、これでも足りないと思います。どうすればよいんでしょうか?」と私。

「分かった。さらに10EURを出そう。でもこれ以上は無理だよ」と彼。

「ありがとう。タクシー代すべてをまかなえないのは残念だけど、これで何とかするよ」と私。

 

タクシー代をすべてまかなおうとするとあと10~15ユーロほどは必要でしたが、私はこれで手を打つことにしました。

 

正直これが正解だったかどうかは分かりません。

 

鉄道会社側の事情でタクシーを利用せざるを得なかった場合、その費用を鉄道会社が負担するべきなのか?

私は日本でこういう事態に陥ったことはありませんでした。電車の遅れには度々遭遇し、他の鉄道会社の振り替え輸送を利用したことはあります。でもタクシーしか選択肢がない、という場面は経験していませんでした。

気になってググってみると、鉄道会社側が負担してくれるようですね。鉄道会社の事情で終電を逃した場合には、その費用を請求できるようです。

フランスの場合はどうなのか? こちらもググってみたのですが、なかなかその答えが見つからず、諦めましたw

もし、日本と同じだとすると、私はもらい損ねたことになりますw

今思い返すと、スタッフさんが彼自身の裁量で払い戻しの額を決められないですよね、おそらく。電車代に加えて10ユーロ、さらに10ユーロと金額を上げていったのは、彼が優しかったのではなく、払える範囲の中で彼が小出しに額を上げていったのだと思います。まあ、実際のところは分からないのですが。

 

でも、何も交渉しなかったらすべて自分で負担することになっていた。こう考えれば、悪くない。そう捉えることにしました。

 

明日に続けます。

 

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