「行動と見識」KOUSHIのブログ

行動と見識で人生を豊かにする

3回目のタイミングは?

 

こんばんは。

 

英書を「繰り返し読む」ことの効用について話してきました。

ポイントは「無理して2回読むのではなく、読みたいから読む」ということ。もっと学びたい!という心からの欲求に従うことです。つまらない本を無理して読むのは時間の無駄でしかありませんから。

 

私たちの(私の?)記憶力はあてになりません。本当にすぐ忘れてしまいます。1度読んで終わりにしてしまうと「学んだつもり」になっている部分が多い。だからこそ、2回は読む必要がある。「学んだつもり」は「学んでいない」ということですから。

さらには、2回目の読書で

・1度目の読書では腑に落ちていなかった部分を理解することができた。

・1度目の読書では勘違いして理解していた部分があることに気づいた。

・1回目の読書では気にならなかった部分が気になった。

という体験を得られる。

私たちが本を読むときには、自分自身の考えや体験を重ね合わせている。その本を読んでいる時点での「自分の状況」によって、その本から感じること、気づくこと、理解できる内容というのは異なってくる。また、本を読んでいるときの体調や精神状態によっても、理解や感覚のレベルは異なる。だからこそ、1回読んだだけでは不十分ということです。

 

ここから導き出されるのは「2回読んだからと言って終わりではない」ということですね。

さらにもう1回読む。1回と言わずに何回も読み返すのが重要なんです。繰り返しになりますが「つまらない本」を何度読んでも時間の無駄でしかありません。「それなりに面白い本」でも、時間がもったいない。私たちの時間は有限ですから。

「この本から心底学びたい!」と思える本こそ、3回目、4回目、さらにはそれ以上の回数読み返す対象になってきます。

 

でも、立て続けに3回読み返す必要はありません。いや、3回読んだ後は少し時間を空けた方がいい。

読みたいのであれば連続して3回読んで構いません。でも、少しでも「飽き」を感じるのであれば、少し時間を空けるべき。

さらに大切なポイントは「それほど短期間では自分が、自分の状況は変わらない」可能性があること。すでに書いたように、その本と向き合う時点での「自分の状況」によって、本から学べること、気づけることは変わってきます。だから、たった数ヶ月の期間では、状況が劇的に変わらない可能性が高いですよね。

 

2回目を読み終えた後は、別の作品に取り組む時間をとる。その別の本を2回読んだ後に、最初の本(すでに2回読み終えている本)を再び手にする。これが3回目を読むベターなタイミングです。

そして3回目を読み終えたら、その半年後に4回目を読んでみる。1年後に5回目を読んでみる。こうすることで、あなたな気づきを得ることができるし、(私のように…)乏しい記憶力しかない人にとって復習の時間になります。

 

1冊の本と一生付き合う。読書の醍醐味の一つです。

 

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