「行動と見識」KOUSHIのブログ

行動と見識で人生を豊かにする

なぜ2回続けて読むのか?

 

こんばんは。

 

「英書を読む」ことの効用について書いてきました。

ぜひ「英書習慣」を身につけていただき、なりたい自分へ近づくことに加えて、英語能力という武器を合わせて手に入れていただきたいと思います。

 

繰り返しになりますが、「繰り返し」が大切です。

一度読了したらそれで終わりではない。その著作から深く学ぶために何度も読むことを忘れてはいけません。

私の場合は、まず、だいたい2回続けて同じ作品を読みます。

今朝はちょうど『Atomic Habits』の2回目を始めたところです。

 

 

すべての本を続けて2回読むわけではありません。「これは面白い」「これはためになる」と感じた作品は、おのずと「すぐにもう1度読みたい」という気分になりますが、それほどでもない本は1度だけで終えることもありますから。つまらない本を2度続けて読むのは苦痛でしかありません。そして時間の無駄。

無理して2回読むのではなく、読みたいから読む、という結果論といっていいかもしれません。

この『Atomic Habits』は、まさに「すぐにもう1度読みたい!」という本だったんですね。

 

1回すべて読み込んだはずなのに、2回目でも新鮮に感じられる部分があります。

私たちの(私の?)記憶力はあてになりません。本当にすぐ忘れてしまいます。1度読んで終わりにしてしまうと「学んだつもり」になっている部分が多い。だからこそ、2回は読む必要があるんです。

この「学んだつもり」というのは本当にもったいない。「学んだ」のではなく「学んだつもり」。結局は「学んでいない」ということですから。

 

さらに、2回目の読書で

・1度目の読書では腑に落ちていなかった部分を理解することができた。

・1度目の読書では勘違いして理解していた部分があることに気づいた。

・1回目の読書では気にならなかった部分が気になった。

ということがあります。

これらを体験できるのが、2度続けて読むことの、より大きな効用といえます。

 

「読書は著者との対話」という言われ方もしますが、私たちが本を読むときには、自分自身の考えや体験を重ね合わせています。

つまりは、その本を読んでいる時点での「自分の状況」によって、その本から感じること、気づくこと、理解できる内容というのは異なってくるものなのです。

また、本を読んでいるときの体調や精神状態によっても、理解のレベルが変わってくるし、感覚のレベルも異なってくる。

だから「1回読めば十分」ということにはならないんです。

 

この話の延長で考えれば、「2回読んだ後どうするか?」という問いの答えはおのずとわかりますよね?

 

明日に続けます。

 

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