英語学習に「感情」を活用しよう
こんばんは。
「英語の音声を一日中聞き続ける」ことをお勧めする3つの理由についてお伝えしてきました。
・精聴というレベルとは程遠いとしても、それなりに集中して聴ける時間は確保できる。
・英語のリズムを体得できる。
・よく使われるフレーズは自然と覚えることができる。
ぜひ、あなたの日常に「英語の音声を一日中聞く環境」を取り入れてほしいと思います。
環境を整えるというのは本当に大切です。一度環境を整えてしまえば、意志の力を必要とせず英語の音声を聞くことになります。ある種の強制力を利用できますから。
もう一つ大事なことは、繰り返しとなりますが、「楽しみながら聞ける」対象を選ぶこと。
自分が好きなもの
自分が聞きたいもの
自分が興味を持っているもの
を聞きましょう。
「楽しみながら」というのがポイントです。
「楽しい」からこそ続けられるし、より英語と触れる時間を持つことができるのですから。
そして、「英語の吸収」という側面においても、「楽しい」は重要です。それは「楽しい」という感情を活用できるから。
私たち人間は「感情の生き物」という言われ方をしますよね。「感情は理性に勝る」という表現とほぼ同義ですね。私たちは結局のところ「感情」を第一優先に生きている。感情の赴くままに決めたことに対して、あとから理由付けをする。私たちの生活においては、実際のところこんな場面が多いのです。
こんなにも強力な「感情」を逆に活用してしまいましょう。
「楽しい」という感情が伴う音声を聞くことによって、よりその英語音声が吸収されていく。心に響かせ、体で感じることで、頭だけで覚えようとするより効果的に吸収できますからね。
ここでお気づきの方もいると思います。
感情を利用する音声学習の対象としてより適したものがあることを。
それは「洋楽」です。
「自分の好きなアーティストの曲を聞く」のは、最も感情に訴えかける方法といえるでしょう。
英語のリズムを体得するのにも効果的です。
注意しないといけないのは、洋楽でのイントネーションやリズムは、日常で使う英語とはかなり異なる、ということ。ただ、ここはあまり気にしなくてもいいと思います。このデメリットを補って余るほどメリットのほうが大きいですから。
「いい気分」になれて「英語も吸収できる」。
洋楽は英語学習の最重要のパートナーと言っていいでしょう。
ぜひ活用していただきたいと思います。
実は、洋楽をもっと活用する方法があります。
明日に続けます。