「行動と見識」KOUSHIのブログ

行動と見識で人生を豊かにする

旅から得られるもの

今日も旅に関して書きます。自分の好きな「一人で初めての土地を訪れる旅」で、得られるもの・得たいものです。

 

①旅は人に新しい機会を与える。

 

旅は新体験の連続です。これが旅の一番の醍醐味だと思います。

自ら積極的にアクションを起こさなければならない環境に置かれる。

新しい人と会ったり、新しいこと、新しいものに出会える。
自分にとって重要なものを気づかせてくれたりする。
日常と異なる環境では、新たな気づきの機会は多いと思います。

 

個人的な話をします。

私の旅は、フライトや宿を自分で予約し、旅先で一人気ままに過ごすのが基本です。なるべくお金をかけないというのもルールの1つです。


現地のツアーに参加することも好きです。
ですが、出国から帰国まで団体行動をするようなツアーは好きではありません。
自分の行動範囲が制限されますし、かかる費用も割高になります。

 

ですが、ある旅では、その基本から外れ、後者のツアーに参加することにしてみました。
私の好きな「世界遺産」が各地に散らばっており、ツアーのほうが効率よく回れる、というのがその理由です。また、自分でのフルアレンジは、調査や準備にそれなりの時間がかかるのです。その時はあまり時間がとれませんでした。

 

一週間に渡るツアーを、ネットで見つけたツアー会社から申し込みました。それは、ある国から別の国への往復フライト・ホテル込みのパッケージ。国内は基本的にバス移動というものです。

 

Google翻訳を用いながら、そのツアー会社のWebサイトを解読し申し込みに漕ぎ着けました。これも1つの新体験でした。

 

参加者の中には自分以外にも、(ツアー会社がある国にとっての)外国人はいるだろう、と思っていました。
ですが、旅の前日に届いた参加者名簿を見て、外国人が私一人しかいないことが分かりました!

 

約50人の参加者で外国人は私一人。ツアーガイドも含め会話は全てその国の母国語。最初は辛かったですね。なかなか輪に入っていくことができず。
「どうして、このツアーに申し込んだんだ」と言われたりもしました。
基本的にはその国の人しか使わないツアー会社だったようです。


ですが、それも、半日だけでした。
思い切って自らアクションを起こしました。ランチやカフェ休憩では、自ら積極的に周囲の人に話しかけました。移動中のバスでも話すことに注力しました。

フレンドリーな人たちばかりで、初日のディナーからは完全に馴染むことができました。


ツアーガイドの説明の際には、周囲の人が英語での通訳を買って出てくれました。
ディナーの後、お茶に誘ってもらったり、一緒に飲みにいったりしました。
私がいると母国語ではなく英語で話さないといけないのに、ありがたいことでした。

 

慣れない環境に飛び込み、そこで適応していく、切り開いていく、という体験ができました。
この旅では、そのような行動をとることの重要性を改めて実感することができました。

 

人は本当に優しいんだ、親切なんだと実感しました。
一緒に旅したメンバーのうちの一人とは、今でも連絡をとりあっています。人との出会いも得られたのです。

 

訪れた国での新体験だけでなく、旅した環境における新体験、更には、そこで、その後も繋がる人と出会うことができる。人の優しさを心の底から感じることができる。

 

旅は、このように多くの素晴らしい機会をもたらしてくれます。