出発前のもう1つの新体験 ツアー参加者50人の中で唯一の存在
こんばんは。
「旅は人に新体験と新しい機会を与えてくれる」
このことを実感した個人的体験をお伝えしています。
モロッコへの格安ツアーを見つけGoogle翻訳で情報収集に格闘したこと。そして、その見知らぬツアー会社のツアーに申し込んだこと。
申し込むまでに、この旅が私に2つの新体験を与えてくれた。昨日はそんなお話をしました。
申し込んでから出発日まで1か月ほど時間があったと記憶しています。
「旅は準備の時間が一番楽しい」とも言われます。これはまさにその通りですよね。
自分の好きな対象が待ち受けており、それに巡り合う日が近づいてくる。その時間は本当にワクワクしますね。
ツアーを申し込んだ時には「モロッコのことをもっと知っておこう!」と思っていた私。
その思いとは裏腹に、日々の忙しさに流されて何も調査できないまま出発日が近づいてきます…。
そのツアーには現地のガイドさんがアテンドするのですが、その言語は英語ではありませんでした。出発国の母国語だったのです。
私はそれを知ったうえで申し込んでいました。ガイドさんの説明は分からないわけですから、事前に訪れる名所についての基礎知識を持とうと思っていたのです。
その調査をまったくできないだけでなく、ガイドブックを買うことすらできないまま、旅の前日を迎えます。
夜遅く帰宅した私は、ビール片手にPCでメールのチェックを始めます。
ツアー会社からメールが届いているのを確認。旅程表と参加者名簿が送られてきていたのです。
これでこのツアーが詐欺でも何でもなく、実在するものであることを確信しました(笑)。
ツアーを申し込む際に、参加者の中には自分以外にも(ツアー会社がある国にとっての)外国人はいるだろう、と思っていました。日本人はいないとしても他の国の人は何人かはいるだろうと。
というのも、ドタキャンされた以前のツアーを申し込んだ際には「外国人の参加者も多いよ」と言われていましかたら。それを当然のことと考えていました。
私1人だけ外国人だと孤立してしまうかもしれない。でも他に外国人が参加していれば外国人同士で話すこともできるだろう。そんな風に思っていたのです。
参加者名簿には約50人ほどがリストアップされています。
上から見ていくと私の名前を発見。一安心です。続けてリストを見ていきますが、日本人らしき名前はありません。それは予想の範囲内。ですが、外国人らしき名前も見つからない…。
そうです、外国人は私一人しかいないことが分かったのです!
「ウォー~」という驚きとも溜息とも言えない呻き(?)を発したのを今でも覚えています(笑)。
別に悪いことではないのですが、想定外の出来事に遭遇した私が発した声。
「50人中1人だけ外国人の私」のツアーに申し込んでいたこと。これも1つの新体験と言えますね。
明日に続けます。