世界のビールを楽しむ キリンビール⑰ 海外展開
おはようございます。
今日から会社勤めを再開される方も多いと思います。
私は今日も元気にビールの話をさせていただきます!
昨日の記事では、「Brooklyn Brewery」のお話をしました。
ここで、海外ブランドビール繋がりとして、キリンが提供する、その他のブランドをご紹介しましょう。
これまでにご紹介した「GUINNESS」、「Brooklyn Brewery」以外にも、キリンはいくつかの海外ブランドを日本で販売しています。
その中で、忘れてはいけないのが「ハイネケン」です。販売開始は1984年ですので、既に30年以上の歴史があるのですね。
キリンは、「バドワイザー」の販売をしていた時期もありました。1993年に製造販売を開始しましたが、2018年には終了しています。
アサヒに比べると、海外ブランドのビールの種類が少ないながらも、世界のメジャーブランドの販売権を有しているのは、さすが日本ビール界の雄、といったところでしょうか。
別の見方をすれば、近年積極的に海外ブランドを取り込むアサヒに対して、キリンは往年の海外ブランドに胡坐をかいてきたとも言えます。アサヒの積極性に対して、キリンは受け身の姿勢を続けてきたように思えなくもありません。(キリン党として、同社を好意的に見ている私ではありますが…)
自ブランドビールの海外展開を見てみると、キリンもアサヒ同様奮闘しています。「一番搾り」は「KIRIN ICHIBAN」の名で正解40カ国以上で販売されています。海外でも「一番搾り」が楽しめるのです!
ただ、海外展開を焦りすぎたのか、ブラジル事業では大損を被ってしまったのが残念です。
2011年にブラジル国内2位のスキンカリオールとう会社を、3000億円で買収しました。成長市場のブラジルで、事業の拡大を狙いましたが、買収後にシェアを3位に落とし、赤字経営を続けることになります。そして、2017年に770億円でハイネケンに売却します。
ビール業界が大再編にあるなか、乗り遅れまいとの焦りがあったのかもしれませんね。
それにしても、ハイネケンはしたたかですね。さすが、オランダの企業です。
キリンビールには、なんとかかつての輝きを取り戻していただきたいですね。私は(我が家は)キリンビールの味方です!