「最大の失敗」とそれを導いた直接的な事件を振り返る
おはようございます。
本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。
もう金曜日がやってきてしまいました。本当に時間が経つのは早いですね。
今週は晴天が続き嬉しかったのですが、残念ながら、私はなぜかまた風邪を引いてしまいました。火曜日の午後から少し風邪気味であることを感じていたのですが、水曜日の朝にそれが確信に変わりました。私はすでに風邪を引いてしまっていると。
先月も風邪をこじらせようやく月末に体調が戻ったばかりなのに、再びの体調不良。今回は長引かせないようにしないといけません。
本題に入らせていただきますね。
今日もホッピーミーナの話をさせていただきたいと思います。
昨日の記事では、逆境をものともせずミーナが自分の役割を貫く強い意志を持たれている方であることを改めてお伝えしました。
そして、彼女が「最大の失敗」と述懐した出来事についてのお話を始めました。
その出来事とは、工場長が工場の社員全員を代表してミーナに辞表を提出したことでした。
工場の社員全員が辞表を提出するという、この事態を決定的にする直接的な事件があったのです。
ある日、営業から工場に増産の依頼が入ります。どうしてもこれだけは急いで生産してほしいとの依頼でした。
当時のホッピービバレッジでは、このような急な増産対応に関しては副社長であるミーナが最終的な決済をしていました。
工場長はミーナに連絡を取ろうとします。ミーナの了解を得てからでないと増産の指示が出せないと彼は分かっていたのです。
しかし、残念ながら彼女の携帯電話が留守電になっており連絡を取ることができなかったのです。
一刻の猶予もないと感じていた工場長は、彼の一存で増産にゴーサインを出しました。
この状況だけを見れば、急いで決断を下さなければならなかった工場長が迅速な判断を行ったようにも感じますよね。このような行動が英断と見做されることもありえるでしょう。
ですが、そのようなハッピーエンディングは用意されていませんでした。
後でそのことを知ったミーナは詳しい状況を工場長に聞くこともせず、他の社員の前で工場長を一喝してしまったのです。
この状況をどう感じられますでしょうか?
それは皆さん各々が置かれている環境にもよると思います。他人を完膚なきまでに叩き潰すような人はいますからね、特に会社という組織においては。(現在はかなりコンプライアンス順守が重んじられてきていますので、そのような環境の会社は減っているかもしれませんが)。
少し話が逸れてしまいました。すみません。
この事件が工場長の辞表提出の直接的な原因となったのですが、この原因を導いた背景を述べておかなくてはなりません。
明日に続けます。