歴史的名作を存分に楽しみ、英語学習に活用するもう一つのポイント 『レ・ミゼラブル』未体験の方はぜひご覧になっていただきたい
こんばんは。
今晩も私のブログに訪れていただきありがとうございます。
今日は祝日でお仕事がお休みであった方が多いと思います。いかがお過ごしになりましたでしょうか?
新型コロナウイルスに関するニュースが世間を賑わせていますが、今週からは花粉の飛散も本格的になるようですね。
寒さは一旦落ち着いてきそうですが、いろいろと予防をしなくてはいけませんね。
昨日は、『ドラゴン・タトゥーの女』と『レ・ミゼラブル』における、私の失敗談から得た教訓について改めてお伝えしました。
それは、
〇映画館に足を運ぶ前に少しでも作品に関する情報を仕入れておく。
〇映画館で見た作品を後日自宅で視聴し、そこで英語学習に役立てる。
でした。
さらに付け加えるとすれば、『レ・ミゼラブル』のような往年の名作については、その時代の歴史背景についての知識を有していることが重要でしょう。
『レ・ミゼラブル』では、1本のパンを盗んだことをきっかけに19年もの長きにわたり監獄生活を送ることになった主人公、ジャン・ヴァルジャンの生涯が描かれています。
ひとりの徒刑因が偉大なる聖人へと生まれ変わり、その生涯を終えるまでの物語。
作者のヴィクトル・ユーゴーは、このストーリーの中で、真実の『愛』を描いています。
このストーリーを十分に理解し、物語の根底に流れる「永遠に変わることのない『愛』」について実感するには、物語の歴史的背景を知っておいたほうがいい、いや、知っておくべきです。
『レ・ミゼラブル』は19世紀前半のフランスが舞台になっており、随所に当時の歴史的出来事や社会情勢が挿入され、描かれています。
この時代のフランス革命、ナポレオンの帝政、七月革命といった当時の事件や社会情勢について知らなければ、この作品を本質的に理解することはできません。
と、偉そうに行ってきましたが、私がこの作品を見た時の知識は非常に乏しいものでした…。
学生時代に世界史の授業で習ったことをかすかに覚えている程度、つまり、細かいことは全く覚えていないというレベルでした。
私は作品を見た後に、改めて当時の歴史を「復習」したのですが、これから『レ・ミゼラブル』を見ようという方には、歴史の「予習」をお勧めします。
この名作を堪能できるかどうかを左右するのは「予習」だと思いますよ。
また、これらを知った状態で見るのと見ないのとでは、英語の理解度も大きく異なります。
私は『レ・ミゼラブル』を観たことに大いに満足しています。
感動を与えてくれただけではなく、英語学習における映画との向き合い方を教えてくれたからです。
『レ・ミゼラブル』をまだご覧になっていない方はぜひとも体験してみてください。
後悔することはありませんよ。