英語メニューを作るときのポイントとは?
こんばんは。
本日もこのブログにご訪問いただきありがとうございます。
今日から5月の始まりですね。新たな気分で目標に進んでいきましょう。
この二日間にわたり、外国人と鮭との関係(?)について書きました。
外国の方から「Grilled Salmon」の注文が多いのは、「ほかの料理がどんなものか分からない。だから、分かりやすい鮭を選んでいた」というのが実態だったのです。
「外国の方は鮭が好きである」というのは単なる思い込みだったのです。
表層的な部分だけで判断をしていた自分の浅はかさを知ったのですね。
その後、私は店主と対策について話し合いました。
外国人のお客様向けに英語のメニューは準備していました。
といっても、英訳を頼まれた私がインターネットで調べて、料理名を英語に訳したレベルです。
たとえば、「揚げ出し豆腐」は「Deep-Fried Tofu with Amber Sauce」という感じです。
何となく分かりそうな気もしますが、それは、食べたことがある人にとっての話なのですね。
揚げ出し豆腐を見たことも聞いたこともない人にとっては、イメージが湧きにくいのは想像に難くありません。
これを解決する一番の方法は「メニュー名と一緒に写真を載せる」ということです。
やはりビジュアルは人のイメージに直結します。
単純なことですね。飲食店の方にとっては基本的なことでしょう。
さらには「メニュー名に加えて、その料理の簡単な説明文を入れる」ことも重要です。
写真を見ればイメージがつきやすいとはいえ、初めて見る料理であれば、どんな味かを想像するのは難しいですからね。
他にも「食べ方」を書いておくのも有効です。
外国の方がお寿司屋やお刺身に醤油を大量に付けて食べているのを見たことはありませんか?
彼らは食べ方が分からないのだから仕方がありません。料理を美味しく食べていただくには、その「食べ方」を説明してあげる必要があります。
「食材」を書いておくのも重要です。
好き嫌いやアレルギーに加え、宗教上の理由である食材を食べることができない方も多いです。
外国人のお客様を増やしたいのであれば、食材を書いておくべきですよ。
面倒くさがり屋の店主と私ですが、この反省をきっかけに重い腰をあげることにしました。
といってもすべてを行うのではなく、「写真」と「料理の説明」のみしか対応しなかったのですが…。
「食べ方は、あんた(=私のこと)が口で説明すればいいよね。英語できるんだから。」
人使いが荒い店主なのでした…。